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【育休座談会】育休の経験が、「パートナーとの未来」と「チームの成長」につながる

こんにちは!薄着になる夏に向けて、任天堂スイッチのフィットボクシング2を再開した眼鏡です。
さて、本記事に興味を持たれた方は…「育休取得を迷っている…」「育休に関して関心がある!」方だと思います♪
現在viviONでは、時短勤務、時差出勤など様々な形で育児と仕事を両立している、ワーママ/ワーパパが増えています。👶
今回はviviONの育休についてご紹介いたします。子育て中の働き方・環境のリアルがわかる記事となっていますので、ぜひご覧ください💚

2022年4月から、育児・介護休業法の法改正により、新ルールが施行されました。この法改正でより一層注目されるのが「男性の育休取得推進」です。

今回はviviONのゲームチーム所属の男性3名で座談会をひらき、育休についてのリアルなお話を伺いました。育休前後のパートナーとの関係や、組織に対する育休の意外なメリットについても語っていただきました。

子どもが生まれたことを機にviviONへ転職された男性メンバーの声も、あわせてお届けします!(この方は、同じチームの方で後日追加インタビューにご協力いただきました)

メンバー紹介

吉岡 崇さん ゲームチーム所属(元オンラインゲームチーム)。
2021年3月に第一子が誕生。2021年3月-6月に、育休を3か月間取得。
前職はブラウザゲームの企画、viviONではゲームプラットフォームの運営業務を担当。お客様よりゲームタイトルを預かり、既存ファンに向けてさらに楽しんでもらえる施策立案をしています。
田中宣昭さん ゲームチーム所属サブリーダー(元オンラインゲームチーム)。
ネイティブアプリゲームの開発や、ゲームプラットフォームの運営、海外からのローカライズも担当しています。プライベートでは、3年前に弊社に転職してきてから念願の黒柴を飼い始めました。
高橋 知幸さん ゲームチーム所属サブリーダー。
ダウンロードゲームの獲得から販売まで幅広く担当しています。
2022年3月に第一子が生まれたばかり!5月から3か月間の育休取得を予定しています。

コロナ禍で考えた育休。職場への育休取得の切り出し方は?

ー今回育休を取得された吉岡さんに質問です。育休をとるきっかけについてお聞かせください。

吉岡:妊娠がわかったのは2020年7月。ちょうどコロナ禍で。落ち着くのを見計ってと考えていましたが、一向に終息の気配が見えず。妻の実家は遠く、コロナ禍で長距離の移動も制限されるなかで、とてもじゃないですが里帰りできるような状況ではありませんでした。そこで、「二人で準備しなくては!」と、真剣に考え始めました。

ー育休取得をすることで、仕事から長期で離れることになる訳ですが、不安はありませんでしたか?

吉岡:全然なかったかとは言えず、もちろん不安も少しありました。ですが、コロナ禍で妻の両親からの支援が受けられない中、妻一人に全て任せるという選択肢はありませんでした。

そこで、妊娠がわかってから4か月後。2020年の11月に、当時のチームのマネージャーだった前原さんに相談しました。前原さん自身も高校生のお子さんがいらっしゃったので、前原さんやチームのみんなにも育休を取りたいという気持ちは理解してもらいやすい環境でした。すごくありがたかったですね!
前原さんに相談した次の日には早速育休取得のために田中さんや前原さんと具体的に引継ぎを開始!スピーディーに育休取得に向けて動き出すことができました。
取引先も、売上が多くお休みすることで影響が大きくなりそうなSAP(Social Application Providerの略。ゲームを配信するプラットフォームに対してゲームを制作し提供する事業者)さんのご担当者様には僕から報告をさせていただきましたが、各社さんすぐにご理解いただけて、正直ここが一番ホッとしました。
皆様には本当に感謝しています。

田中:実際、相談もらってからすぐに、いろいろなことが目まぐるしく変わっていったよね。

吉岡:年が明けて出産が近づいてくると、妻はほとんど動けなくなってきて。出産前の2021年2月から有給を少しずつ使い始めて、できる範囲で徐々に家事を担当をしていきました。正式な育休期間としては2021年の3月~6月の3か月間だったのですが、その前に少しずつ休んで準備ができたことでスムーズに対応できました。

ーチームでのフォローも初めての育休でしたが手厚かったのですね!slackのチャンネルで全社のパパママやその予備軍が入っている「パパママ応援チャンネル」もありますよね!そちらも活用されたと伺いました。

吉岡:はい、そういうチャンネルがあることを、前原さんに相談した際に教えてもらって。育休を検討したタイミングでチャンネルに入って、お子さんがいる先輩のパパママたちにアドバイスをもらいました。「これオススメだよ~」と育児に役立つお役立ちアイテムを個人メッセージで教えてもらったり、お役だちアイテムを譲ってもらったりもしました。何も分からない時に経験者からの一言ってめちゃめちゃ安心するんですよね。
皆さんあたたかくて、不安も吹き飛びました。本当に助かりました。 

パパママ同士が、日々のお悩みを気軽に相談しあえるslackのチャンネル。
時には「これいりませんか?」って、子育てグッズやお洋服などの譲り合いも行われています🤝

育休を経て、個人もチームもそれぞれが強くなれる

ー育休中、印象に残っていることは何でしたか?

吉岡:うーん、夜眠れなかったことです。子どもが1時間半ごとに起きるんです……。フィジカルより先にメンタル面で辛い時期が続きました。子どもの泣き声を聞くと、それがもうアラートのようになってて、すぐに飛び起きるんです。毎晩、妻と交代で対応しました。赤ちゃんの泣き声って、めちゃめちゃどうにかしなきゃ!っていう気持ちにさせるんですよね。それが夜中に続くことで、もちろん体力も辛いのですが、それよりも不安感が強くて。

当たり前のことですが、今回妻は子育ての前に出産をしていて。出産は3か月のケガって言われるくらい、体に負担がかかるもの。そんなに大きい負担を抱えた状態で、こんなにハードなことを一人でやるのって、相当メンタルにくるんじゃないかなと。そう考えると自分ができることは、どんどんやらないとって気持ちになりますよね。

男性女性問わず、子どもが生まれてから、とくに最初の数か月間は何をすべきか学ばないといけない期間。というのも、生まれたばかりの子どもはまだ言葉を話せません。子どもがなぜその行動をとるか、親側が理解しようとする姿勢が本当に必要になるなぁと感じました。

この大変な時期に、妻とお互い助け合ったのは生涯忘れられないと思います。


ーちなみに、仕事との距離(連絡ツール)はどうでしたか?

吉岡:基本的に、slackの業務のグループチャンネルは抜けていて。人事労務や総務の方との休職時の連絡用チャンネルを通して、必要書類などの対応をしていました。

slackではチームの状況が見れなかったんですが、やはりどうしても気にはなります。同僚とLINEでつながっているので、たまにチームの状況などを簡単に教えてもらっていました。

田中:バリバリ活躍しているメンバーが一人抜けるっていうのは、大変なこと。けど、 個人的には、それと同時にチーム全体を知る、いいきっかけにもなりました

今までのチーム体制って、ブラウザゲームに特化した吉岡さんを中心とするグループと、ネイティブゲームに特化した自分たちのグループ、この二つで担当者がはっきりと分かれていたんです。吉岡さんが育休期間中いない間、自分がこれまで持っていた仕事以外も担当しました。吉岡さん側のブラウザゲームについてもしっかりと経験したからこそ、業務内容の理解が断然深まって、相互理解につながったと思います!視野が広がったことで、吉岡さん復帰後は二人での話し合いが増えましたよね。

こんな機会って、強制的に作られないと発生しない。そういう意味では、育休取得の良い側面を知ることが出来て良かったですね。

ーなるほど。吉岡さんは家庭で、田中さんはチームで、それぞれの持ち場で頑張っていらっしゃったんですね。

田中:今回吉岡さんの育休をみんなで経験して、チームの団結力がますます上がったように感じます。

吉岡:「いつでも戻って来れるからね!」と、田中さんはメールもくれましたよね(笑)
3か月間仕事から完全に離れることって、普段だとなかなかありません。その言葉をもらって、ちょっと焦っていた自分を認識できましたし、ここはしっかりと信頼して任せようと覚悟が決まりました。

「子どもとのお風呂を優先」働き方のあたりまえが変わった

1歳のお誕生日は盛大にお祝いしました🥳

ー育休を取得したことで価値観が変わったなと感じる部分はありますか?

吉岡:子どもが生まれて父親になったことで、子どもにいいものを残したいという新たな視点を持つようになりました。これまでは結婚していても、家は賃貸で十分と思っていたんですが、守りたい対象ができたことで持ち家もいいよねと。

また、育休をとったことで、パートナーとの関係や時間の使い方が大きく変わりましたね。子どもが生まれる前は、仕事が終わった後パートナーと外で待ち合わせて、晩御飯を外で食べることもありました。

子どもが生まれるとそうはいかなくて、子ども中心の生活になります。仕事をする時間についても、以前は残って仕事をすることもありましたが、1日は24時間って限られているじゃないですか。その中で、どうにかして子どもと過ごす時間を作りたくて、区切った時間内で成果を出して早めに切り上げようという意識が強くなりました。仕事を終えて帰宅後は、子どもをお風呂に入れています。私にとって子どもとの大切な時間ですね。

田中:転職したことで、時間に対する意識が、僕も変わりました。

前職までのゲーム会社って年俸制。深夜に障害が起こることもあって、24時間対応が基本的に求められるんです。無意味だなと思ってしまう残業もあった。たとえば、お知らせ一つ出すために、夜遅くまで残って泊まり込み。残業時間だけど、おしゃべりするみたいな環境でもあったんです。

それと比べてviviONでは、残業代が100%支給されるので、ダラダラとおしゃべりすることはなくなりました。限られた時間内でベストを尽くすにはどのような方法があるかなどの創意工夫を、今まで以上に意識するようになりました。
自分の手を動かすのに集中しやすい時間帯、体調、環境をしっかり見定めています。たとえば、コミュニケーションを取るべき時は一日の業務内容をコミュニケーション中心に寄せて、より高いパフォーマンスを発揮しやすい環境作りも意識するようになりました。オンオフのメリハリをつけて仕事をするし、それが評価される環境ですね。

吉岡さん家の猫ちゃんとのツーショット。子どもを見守ってくれることもあるそうです。

吉岡さんのパートナー様からのメッセージ

吉岡さんのパートナー様から、育休期間を振り返って、メッセージを寄せていただきました。原文ママで掲載させていただきます!

ー育休をとる話はどちらからしましたか?
妊娠がわかってから、取れたら助かるね~という話をお互いしており、秋口には夫婦で相談した結果、私から育休取得をお願いしました。


ー育休を取ることになって、どう思いましたか?
家に夫がいる安心感がありました。体を休める事はもちろんですが、精神的に楽な部分が大きかったと思います。育休を快諾頂いた会社にも感謝申し上げます。


ー育休期間を振り返って、パートナーに思っていること
はじめての育児で、わからないことだらけだったけど、協力してくれてありがとう。家事のサポートがもっとあったらもっと助かったなぁ( ´ ▽ ` )

これから育休をとるメンバーや、子どもが生まれたことでviviONに転職してきたメンバーも!

ー続いて、これから育休を取得される高橋さんにもご質問させてください!
2022年5月から育休を取得されるということですが、育休をとりたいと切り出すことに言いづらさはなかったですか?

高橋:全然なかったですね。というのも、育休を取得されていた吉岡さんともともと仲良くしていて、「育休って実際どうでしたか?どう取得したんですか?」と相談していたんです。

ー前例があったことで、心理的なハードルがグッと下がったんですね。

高橋:社内で前例があること、しかも同じチームの吉岡さんが取得されていたことは、すごく心強かったです!チームの上長に相談した当初、育休期間は1か月でとろうとしていました。それで相談したところ、上長から「短いんじゃない?もっと取ったほうがいいよ」と。

ーえ!なんと(笑)

そんな流れもあり、期間を延ばしてもらって「ぜひ3か月で!」となりました(笑)
それだけじゃなくて、自分の部下からも、「育休とってほしいんですよ~」と言われていたので、お言葉に甘えて取らせていただいた感じです。

ー社内全体が「家庭を大事にしよう」って雰囲気で、お互いに支え合う文化がありますよね。


高橋さんのパートナー様からのメッセージ

これから育休をとる高橋さんのパートナー様からもメッセージを寄せていただきました。こちらも原文ママで掲載させていただきます!

ー育休をとる話はどちらからしましたか?
主人から育休を取ろうと考えている、と相談を受けました。

ー育休を取ることになって、どう思いましたか?
お互いの実家が遠方で頼ることができないため、育休を取ると言ってもらえてすごく心強かったです。新生児や乳児の成長はとても早いので、育休を取ることにより夫婦で子どもの成長に関われることがとても楽しみです。

子どもが生まれたことを機にviviONへ転職された松原 隆雄さんにも、後日インタビューに答えていただきました。

ー転職のきっかけはどういったものだったのですか?

松原:一番大きな理由は、子どもが生まれたからです。共働きなので、どちらか一方が忙しい時や保育園に預けた子どもが熱を出した時などは、動ける方が対応しなくてはならなくて。自分が中々仕事から抜けられなかったこともあり、パートナーに負担が偏ってしまっていました。家族のために使う時間が欲しいと段々と考えるようになりました。
そこで、10年以上交流のある友人に転職を考えていることを相談しました。その友人が、viviON(転職時はエイシス)で働いていたんです。彼から「うちなら、7時間労働&残業を推奨しない文化だから、プライベートな時間もしっかり取れるよ!」と聞いて、興味を持ちました。

ー実際、入社されて、生活はどう変わりましたか?

松原:定時でみんな帰っていくので、集中して短時間で仕事をするようになりました。子供の保育園にも迎えにいけるようになりました。前職では残業して、妻に負担をかけてしまう日もあったんですけど、転職してからは分担できています。あと、毎日子どもとお風呂に入る時間を作れるようになったのは、とてもありがたいですね。
実際、入社してから、子どもと過ごす時間を増やすことができました。今年で子どもは3歳になって、元気に動き回るので目が離せませんね(笑)


今回インタビューにご協力いただいたゲームチームのみなさんが制作中の、スマートフォン向け本格リズムゲーム 『舞歌ファンタジア』 事前登録受付中です!
リリース間近ですので、ぜひご覧になってください!

舞歌ファンタジア

【おまけ】

viviONに転職したことでずっと考えていた犬を飼うという夢を叶えた、田中さん。
「毎日朝晩必ず散歩が必要なので、労働時間が短いことが大変ありがたいです。
すっかり健康になって10時勤務開始にも関わらず、朝は6時台に起床しています(笑)」
吉岡さんのお子さんと弊社取締役のツーショット。

viviONでは仲間を募集しています!

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