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【肉体への音の影響】

【肉体への音の影響】

さて、呼吸を通じて生まれ、声として現れ、他の人に影響をおよぼすこの生命の流れはどんな活動をしているのでしょう。

それは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感に触れます。

直接には聴覚を通じてやってくるのですが、人は耳からだけでなく、全身の気孔で音と聴くのです。

それは体のすみずみまで浸透していき、その特別な影響力に従って血液循環のリズムを速めたり、ゆるめたり、神経系を興奮させたり静めたりします。

またそれは、人に強烈な情熱をおこさせたり、その心に平安をもたらしたりもします。

                                  ~本:音の神秘、著ハズラト・イナーヤト・ハーンより



音と密接に関わっている聴覚。
聴覚は自律神経(全身に反射的に作用します。からだの反応だけでなく、心も思考も感情さえも・・・。)において、どの反応(反射)を出すのか?とても大切な役目を果たしてくれています。

戦うのか?
逃げるのか?
凍りついて動けないのか?

サバイバルモードでない限り、自分には関係ないかのような気がしてきますが、実は生活の中でつながる場面は多い。
人によって神経の状態は違うので、人の数ほど、出来事に対しても反応(反射)は違うということ。

なかなか、ここを理解してないと、みんなと同じようにできないこと(同じような行動、反応ができないこと)を責めたり、責められたり、自己嫌悪をもったり、罪悪感をもったり、恥の感情をもったり・・・。
様々な反応へ結びつき、さらなる勢いがつきやすい・・。

健康的は自然治癒力に、直接つながり、音の生理学的、神経系、身体心理学的な部分でもとても大きな意味があります。

そして、音のない世界の人たちは、たぶん、違った経路がひらかれるのだろうと思ってます。


微細な音で響かせることによって、その振動がカラダへつたわっていく。
こんなに細かいところだけど、それほど、声の柱をつなげることがパワフルだとは、今の現代よりも古い時代、古代から人々は理解し、こころとからだのためにも音がつかわれてきたのです。
今日のこの一冊は、音や声の神秘、そして、健康とはなんなのか?を追求する方に、心からおすすめする1冊であり、治療家さんなら持ってても損はないそんなバイブルに近い本です。

私自身、持ってて10年経ってようやく今使い始めたところですが、ほんとすばらしい内容ですよ!
           

                  yomogi


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