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石井一久楽天新監督の「結果を出す考え方」とは?

この時期は、どのスポーツも優勝争いで盛り上がってる時期だと思います。
特に野球パリーグのクライマックスシリーズでは、ソフトバンクとロッテが日本シリーズをかけて対戦を迎えようとしてます。
本日はこのように盛り上がってる野球界からある方を注目して、Tipsをお届けしようと思います。

それは、昨日、楽天イーグルスの来季の新監督に決まったと発表された”石井一久さん”を取り上げます。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。

本日のお題は、楽天新監督の石井一久さん

石井一久さんは、2018年シーズンから楽天のゼネラルマネージャーを任され、来シーズンからはゼネラルマネージャーと一軍監督を兼任することになります。
石井さんといえば、バラエティ番組に出たり、「ゆるキャラ」としてのイメージがありますが、現役時代は日米通算182勝、生涯6度のリーグ優勝、5度の日本一を経験。
そして今回は楽天の監督ということで、様々な環境において活躍するヒントが有るのではと考えております。
本日はそんな石井一久さんからのTipsです。
大事な場面で結果を出したいという方にとって役に立つ内容になるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

勝負強い、石井一久監督の選手時代

まず、簡単に石井一久さんの経歴についてご紹介します。

石井一久さんは千葉県出身。
1991年に現在の東京ヤクルトに入団。
ノーヒットノーランを達成するなど輝かしい成績をおさめました。
2002年には大リーグ進出、ロサンゼルスドジャース、ニューヨークメッツで活躍した後、プロ野球界に復帰。
2013年9月に22年間の野球生活に幕を降ろしました。
プロ22年間の成績は日本で143勝、メジャーで39勝、通算182勝という輝かしい成績を収めています。

そんな石井一久さんは現役時代から、大舞台や大事な局面で結果を残す選手として有名でした。
日本シリーズにめっぽう強い人として有名で、西武と対戦した1997年の日本シリーズ第1戦では当時の日本シリーズタイ記録となる12奪三振を奪い完封 勝利。

2001年近鉄との日本シリーズでも第一戦に先発し、当時のホームラン記録55本を記録したローズ、132打点を挙げた中村紀洋さんがいる強力”いてまえ打線”を相手に8回を1安打12奪三振、無失点に抑え、勝利投手になりました。

このような「石井一久さんの勝負強さから学ぶ大事な局面で結果を出すTips」を次のチャプターでお伝えしています 。

Tips1:考えすぎずコントロールできることに集中する

今日のTipsは、「石井一久さんのインタビュー」や「石井さんの著書 ゆるキャラのすすめ」での発言から、大事な場面で結果を出すための Tips を私なりの考察も含め整理していきます。
それでは、一つ目のTipsは「考えすぎコントロールできることに集中する」ということです。
石井さんが自身の著書で、「苦手意識を持たない考えすぎない」ってこと言ってます。

相手の欠点ばかり意識して投球するよりも、まずは自分の自信のある球を投げることに注力することの方が大事で、自分ではどうにもならない事柄については意識的に神経質にならないようにする。
考えすぎは百害あって一利なしです。
“プラス思考かマイナス思考か”を考えてる時点でマイナス思考で、本当にプラス思考の人は鈍感なんじゃないかなと思うくらい何も考えていないもの思います。

と言っています。

つまり自分がコントロールできることに集中することが重要だと言っています。
例えば、”仕事でも上司に評価されない”、”お客様にも刺さるプレゼンができない”こういったことは往々にして、あるかなと思ってます。

で大事なのは、「評価されないということだったり、お客さんに刺さるプレゼンがができないことを考えること」ではなくて、自分がコントロールできる行動に目を向けることだと思ってます。

石井一久さんの場合は、相手のことを自分がコントロールできない、自分ではどうにもならない事柄については、そこまで意識しすぎずですね、自分の投球という行動に注力をしていました。

これは仕事に当てはめていくと、評価してもらう意識ではなくて、どちらかと言うと、「目の前の仕事が何があって、そこに対してどのようなアウトプットをて成果を出すか」という、自分がコントロールできる領域に注力することが重要で、その結果評価される。

「周りの事柄というのは、どちらかと言うと自分の行動のあとについてくるもので、コントロールできないので、目の前にあるものから注力しましょう」というのが、石井一久さんからの発言から得られる一つのTipsだと思います。

二つ目のTipsである「周りの目を気にしない」ということに関しては、次のチャプターでお届けします 。

Tips2:周りの目を気にせず集中力を高める

はい。二つ目のTipsは「周りの目を気にしないことで集中力を上げる」ということです。石井一久さんは、周りの目を気にしない。

ある指摘や注意で自分の行動や考えを変えたところで、指摘をした人がその結果に対して責任を取ってくるのではないのだから。

と言っています。

この発言を紐解くと、「周りは自分に対して責任をとってくれるわけではないので、必要以上に意識はしなくていいですよ」という考え方のことだと思ってます。

この考え方があったからこそ、大事な場面で結果を出すことができたのだと思います。

何故、そのように考えたのかというと、集中するということと非常に関係してきます。
そもそも集中っていうのは、今この瞬間に意識をおいていることをいいまして、未来や過去、他者に意識が向いておらず、自分が使える能力を目の前のことにフォーカスしてる状態です。

集中の反対語は分散で、色々な物事に興味や心配の意識が向いてしまっていることをいいます。
例えば、家の鍵を占めたかなと思うのは過去で、今日の晩ごはんは何にしようかというのは未来で、この人何考えたんだろうは他者に意識が向いている状態です。

ふと考えてしまいがちなことですが、意外と集中力を阻害してることがわかります。このように人は過去や未来、今以外のことを考えると、思考が分散し集中力が下がってしまいます。

そのため、周りを気にしないという石井一久さんのこの考え方っていうのは、目の前のことに意識を集中し、結果を出す、その一つになります。

また、この考え方というのは、合理性を高めるって意味でも寄与するのかなと思っております。例えば会社でも「今までこのルールでやってきたから」 とか「周りがそう言っているから」とか、結構あると思うんです。
しかし、大事なのは目の前で起きている事象を正確に捉え、合理的に判断することだと思っております 。

もちろん、周りの意見を聞くというのは大事だと思いますが、それを意識しすぎて合理的な判断を損なってしまうという事に関しては注意が必要かなと思っております。

そう考えると、石井一久選手が”引退セレモニーでセグウェイで会場を回る”というのも、周りを気にせずに合理的に判断した結果だと言えそうな気がします。

今日の Tips をまとめると、「自分のコントロールできることに集中し、必要以上に周りの目を気にしないこと」が大事な場面で結果を出すことにつながるということです 。

終わりに

本日はいかがだったでしょうか?
少しでも皆様のお役に立てたなら幸いです。
もしよければ、感想や質問などをコメントください。
さて、いよいよ明日は日本シリーズをかけた”パリーグクライマックスシリーズ”ですね。
今シリーズは、どんなドラマが待ってるか、楽しみにしたいと思います。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。
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