『やってみよう！ Values Card』(2)価値観の宝石箱・Bチーム編
RayArc(レイアーク)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです！
先日開催したワークショップ『やってみよう！ Values Card』のふりかえり。RayArcのお隣の組織にて企画と当日のファシリをしてきました。
今回は参加者の『価値観の画像』と、感想戦での気づきをご紹介します。
株式会社RayArcのオープン社内報として、取り組み・思いを社内外に発信！
『やってみよう！ Values Card』とは
お隣の組織の会議にて。メインパートとしてチームビルディングワークショップを開催しました。それが『やってみよう！ Values Card』です。
Bチームの価値観たちを見てみよう！
前回、企画の概要とふりかえりまでレポートしました。今回は、Bチームの参加者の『価値観の画像』をご紹介します。(当日の共有順に準じBから)
公開にあたり、ワクワク魔人Sが個人を特定されないコードネームで作り直しています。単独で画像生成する機能があり、とても助かりました！
No1．コードネーム『愛を取り戻した』さんの価値観
カードゲームの旅路で、ココロの中にいろいろな出来事があったようです。途中までは別の方向性でカードを集めていたとか。けれど、ふと、
はたして、これが自分にとって
本当に必要なものだろうか？
と逡巡の瞬間が訪れたそうです。まるで宮沢賢治か、太宰治の小説のよう。
そして最後は、
🙂「『愛』を取り戻せました」
とのこと。取り戻せたならよかったです！
本当は『遊び心』も欲しかったけど、他の方にがっちりキープされていたらしい。…なんだかどこかで聞いたような話だな。
すべての価値観を並べると、ちょっとSF小説っぽさもあります。機械・AIの視点から問う本質的な人間らしさみたいなテーマの…。それだけ本質を突いた選択なのかもしれませんね。
No2．コードネーム『負けよりは勝ち』さんの価値観
おそらくですが。参加者ほぼ全員が、この中の1枚に、
えっ…、このカード選ぶの！？
と、くぎ付けになったのではないでしょうか。ドキドキしながら、5つの価値観の意図を説明していただきました。すると、
🙂「『感謝』『幸せ』『知性』は
やはり大切かなと」
このあたりは「やはり、そうなのだな〜」という納得ゾーン。
🙂「『信頼』は捨てたけど
思い直して結局拾いました」
なにか、その瞬間を思い出しているような…少し困った表情です。もしかしたら、このカードゲームに感情を動かされたのかもしれません。
🙂「『健康』も迷ったけど
捨てたら拾われてしまって…」
あれれ？ 最終的に選ばなかった『健康』への思いまで出てきたのに、気になる1枚の背景がなかなか語られません。
🤡「『勝利』も気になるけど…これは？」
🙂「ああ、これですか？」
(つい先ほど捨てたはずの)『勇気』を出して、ツッコんでみますと…。
🙂「負けるよりは勝つほうがいいから
そう考えると大切かなって」
🤡「！」（ナルホドおおおお！）
たしかに『勝利』の対義語は『敗北』です。しかし私がこのカードに出会ったとき、そのことはあまり意識せずに捨てていた気がします。負けるよりは勝つほうがいい。そんな解釈もあったのか…。
ここからは『負けよりは勝ち』さんの考えではなく、私の気づきを少々。
負けず嫌いは、よい成長の原動力です。極まると、負けたくない相手は他のだれかではなく自分自身になってゆきます。つまり『勝利』を『自分に勝つ』(＝克己)ととらえることもできる。そう、気づかされました。
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
くッ…そんな大切なカードを！ 私はあんなに簡単に捨ててしまって…！ でも、次回も捨てます、たぶん。
No3．コードネーム『平穏な人生』さんの価値観
今回『価値観の画像』の全体共有にAdaloで開発したアプリを使いました。
画像だけでなく、ひとことコメントの登録もお願いしたところ…、
簡潔なコメントが…！
深く聴いてみたい価値観は他にもあったのですが、このコメントがあまりに強烈すぎて。自然と『平穏な人生』に関心が集まりました。
Values Cardがおもしろいのは、残した5枚以外にどんな価値観があったのか、カードゲーム終了後に全員の共通認識になるところです。
あの、並み居る価値観たちを捨てて(拾わないということも、捨てること)、最後に選んだ5枚。それだけでも「ああ、本当に大切なんだな」と受け止める土台ができています。さらに、今回はコメントでダメ押しです。
🙂「やっぱり『平穏な人生』って
なくてはならないなと思ったので」
🤡「(本当に大切なんだなぁ…)」
わずか1時間弱で、自然と受け止められる状態になるのがすごいです。
No4．コードネーム『切り干し大根』さんの価値観
『遊び心』を序盤からキープし続けていた「犯人」が判明しましたね。そう、BチームのGM『切り干し大根』さんです。
今回の会議全体の議長でもあり、
「うちでも、やってみたい！」
と、実現にひた走ってくれた方でもあります。ありがとうございます。
序盤で引いた『遊び心』を手放さなかった『切り干し大根』さん。なんかもう、価値観全体にすがすがしいほど楽しさがにじみ出ている！
このように、
序盤から持っていて、最後まで捨てなかった価値観
が、他の皆さまにもあったようです。とくに最初になにを引いたかは重要で、同じ人でも、それ次第で最後の5枚が変わりそうだな、と思いました。
ちなみに『遊び心』争奪戦はAチームでも起きてました。争奪戦といっても、実際にはむしろなにも起きません。あくまでも心理的な戦いです。今回の開催が実現した原動力も、このあふれる『遊び心』だったんですね。
こぼれ話
今回のタイトルを『価値観の宝石箱』『価値観のデパート』どちらにしようかちょっと悩みました。(悩みの範囲があまりに局所的すぎないか…)
こちらの記事を読んで、宝石箱に決定！
選びぬかれた素材と磨きぬかれた職人技は、「まさに『宝石』を作り出すプロセスそのもの」。つまり工程が似ているのだから、その結果である「味」にも「宝石」と同じような希少性や高級感、特別感が備わる。
最後の画像だけ見ても、ある程度は「へぇー、そうなのか」と思えるのがValues Cardのすごいところです。が、選ぶプロセスを目の当たりにした後だとキラキラ感が違います。受け手側も解像度が上がるからですね。
ふりかえりは続く！
次回はAチーム編！ 感想いただけたら、とてもうれしいです！
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)
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