傍流音楽記⑦THE IDOL IS COMING
2012年頃の僕は死にかけていました。全く望んでいない単純な仕事とそれすら全然果たせない自分と、次々に人生のステージを引き上げていく友人たちをどうしても比較してしまい、お酒に逃げても現実は変わらず、マジで全部自分で終わらせることしか考えられませんでした。
これはもう耐えられないと思い、趣味を作ることにしました。アイドルとかいいんじゃないかと漠然と思いました。おりしも巷では何度目かのアイドルブームが起きていて、この波に乗ってオタクに擬態しようと思いました。
ハマるにあたり本