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夜遅くに食べると、翌朝浮腫んでいるのはどうして?

- 睡眠中の体の循環不良が原因か?
- 夜食はやめて浮腫予防に効果的な食事を摂ろう

 こんにちは、管理栄養士の和田です。今回は夜遅くに食べると翌朝浮腫む原因についてお話しします。
 浮腫みは美容や健康の面で気になるところですよね。実は、夜遅くの食事が浮腫みに関係していることをご存知でしょうか?この記事では、夜遅くの食事が浮腫みにどのように影響するかについて詳しく解説します。

 夜遅くの食事が浮腫みに関係している理由は、私たちの体の循環にあります。私自身も、夜遅くに食べ過ぎると翌朝には足がむくんでしまうことがありました。これは、夜遅くに食べることで摂取した塩分や水分が体内に蓄積され、就寝中に血液やリンパ液の循環が悪くなり、さらに腎臓の機能が低下するため、浮腫が起こりやすくなるためです。

 また、仕事や家事で忙しい日々を送っていると、夜遅くになってからしか食事ができないことがありますよね。しかし、就寝中には体が静止しているため、血液やリンパ液の循環が悪くなり、余分な水分や塩分が組織にたまりやすくなります。このような生活習慣が続くと、浮腫みを引き起こす原因になる可能性があるため、注意が必要です。

 夜遅くの食事が浮腫みに影響するのは、摂取した塩分や水分の蓄積が原因です。そのため、夜遅くの食事は控えめにすることが大切です。また、適度な運動や水分補給、バランスの良い食生活を心がけることで、浮腫みを予防することができます。

 

夜遅くに食べてしまうと、浮腫んでしまうのはなぜ?


 浮腫みは、塩分や水分の過剰摂取によって体内の水分バランスが崩れることが原因です。ですので、夜遅くに食べることが原因ではなく、摂取する食品の中に含まれる塩分や水分の量が多いことが浮腫みの原因となっているのです。

 そこで、浮腫みを防ぐためには、夜遅くに食べることよりも、食品に含まれる塩分や水分の量に注意することが大切です。特に、加工食品やインスタント食品には多くの塩分が含まれているため、食事の際にはできるだけ避けるようにしましょう。また、野菜や果物などに含まれる水分は、体内の水分バランスを整えるためにも重要なので、バランスの良い食事を心がけることも大切です。

 夜遅くに食べると浮腫む原因は、上記のようにナトリウムの過剰摂取によるものです。これは日中に塩分が多いものを食べても同じことですが、特に夜遅くに食べることで、体内のナトリウムの排出が遅くなります。体内で余分なナトリウムが蓄積されると、水分も一緒に蓄積されます。これにより、体内の細胞や組織が膨張し、浮腫んでしまうのです。

血糖値が高いと、浮腫む原因に

 また、血糖値が高いことも、浮腫みを引き起こす原因になります。血糖値が高くなると、血液中の水分量が増加するため、血管外液が増え、血管内外液のバランスが崩れます。このバランスの崩れにより、体内の余分な水分が細胞間液や組織液に移動し、局所的な浮腫が発生します。また、高血糖の状態は、体内の水分を保持するホルモンである抗利尿ホルモンの分泌を促進するため、さらに水分の貯留を引き起こす可能性があります。

 高血糖が続くと、長期的には浮腫やむくみが慢性化し、さらに深刻な合併症を引き起こす可能性があります。例えば、糖尿病性浮腫症候群は、糖尿病患者に見られる浮腫の一形態であり、下肢浮腫や脂肪過剰による痛みを引き起こすことがあります。また、高血糖によって引き起こされる糖化終末産物や炎症性サイトカインは、血管内皮細胞の障害を引き起こし、血管透過性を高めることがあり、浮腫やむくみを悪化させる可能性があります。

 以上のように、夜遅くに食べることが浮腫む原因となる理由は複数あります。しかし、その中でも一番の原因は塩分の過剰摂取です。食事のときには、できるだけ塩分を控えめにしましょう。また、食事の量も控えめにすることで、消化器官への負担を軽減し、浮腫みの予防につながります。

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