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【メディカルフィットネス】経済的恩恵だけが予防のメリットではありません

こんにちは!和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。

早速ですが本日の本題に入ります。

メディカルフィットネスがもたらす予防に関する考えについてです。

「病気の予防」「疾病予防」「予防医学」など、病気を予防する、なりにくくするための取り組みで、一緒に語られることが多い「経済的恩恵」についてお話します。

私もこれまで自社事業等を通じて、様々な形で予防に携わってきましたが、いわゆる医療費削減に代表されるような経済的恩恵を、直接的に目に見えるような成果を得るのは相当大変だと感じています。

とある小集団における圧縮効果はあるのかもしれません。

確実に「では、他の集団ではどうなの?」となりそうです。

すでに公衆衛生分野では様々な研究がなされています。

もっと広く恩恵を受けることができているかというとそういうわけではなさそうです。

健康習慣が広く浸透することが、医療費の削減に直結する旨の議論もありますが、私はそれよりももう少し前向きな話が本来は大切なのかなと思っています。

それは「不安を減らし、より良い心身の状態を手に入れるメリット」です。

もちろん、大きな視点で見た社会の課題としては、医療費を含む社会保障費の削減につながることは重要な視点だと思っています。

ただ、実際に現場レベルでそれを実感することは相当難しいと実感していますし、そこにフォーカスすることで品質向上につながるとも考えにくいです。

それよりも、メディカルフィットネスによる恩恵として、「体に不安がある方でも安心して取り組めるより良い心身のコンディション作り」が大事と思っています。

これは医療費削減について関心がないとか、無駄であるということではありません。

利用される個人を見たときに、その方の心身の状態が良くなっていくことを目の当たりにすることが多く、その結果本人が元気になっていくのを見て、ご自身もご家族やご友人も、私たちもともにうれしい気持ちになります。

もしかしたらこれは、長生きの実現によって医療費総額の増大につながってしまう可能性もあるのかもしれません。

ただ、心身の状態が元気であること、良好な人が増えることに貢献することは、社会が健全に存続することへの大きな貢献の一つではないかなと思います。

皆さんは「予防のメリット」をどのようにお考えでしょうか。


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