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アルバイトで出てきた英語 ”Zero-tolerance Policy”って? 


カナダでアルバイトをしていて出てきたリアルな英語をご紹介します。

先日アルバイト先の人事部(HR)からアルバイトも含め全従業員向けに告知、サインを要求された書類の中に書かれてあった言葉が、

Zero- tolerance Policy  (ゼロー・トレランス ポリシー)


原文の一部はこんなかんじ。

OG (company Name) has a Zero -tolerance Policy toward workplace abuse that covers all team members, clients, visitors, and contractors.

企業OG は、すべてのチームメンバー、クライアント、訪問者、請負業者を対象とする職場での虐待に対してゼロトレランスポリシーをとっています。

この Zero- tolerance Policyとは、
どんな許容もない厳しい罰則・対応をする、という意味です。

なのでこの場合、
職場でいじめを見つけたら、見過ごすことは絶対にしません!
って感じでしょうか。

こうした虐待(嫌がらせ)の中には、身体的だったり、
言葉によるものや態度といった心理的なものやオンライン、
SNSも含むと書かれています。

さらに嫌がらせを受けたり、
他者への嫌がらせ行為に気づいた場合の
報告のしかた、対応の手順、
状況を改善するための取り組みが、書かれています。
もちろん、その過程で解雇の可能性も十分もあります。

カナダの職場って日本の職場より、
仕事以外の付き合いもないし、
案外サッパリしているんじゃないの?

って思うかもしれませんが、

職場環境に気を使い、チーム意識を育てる社風だと
お互いに助け合うし、部署が違っても気にかけてくれたり、
働きやすいし、スタッフも全体の雰囲気がポジティブで
働いていて楽しかったりします。

Coworker (同僚)、Employee (従業員)って言われるよりも
Same team (同じチーム)、Team member
って言う方が実際しっくりきます。


そしてこの告知の目的には

予防や迅速な解決によって虐待のない(Free from abuse)
OGのチームメンバーが安心して働ける
職場を育てていきましょう。(Foster workplace)

とありました。

  Free は smoke free が禁煙を現わすように ~なしの意味
  Foster というとfoster parents 育ての親が浮かびますが、
     促進する、育てる、という意味でこんな使い方もするんですね。 

私はカジュアル・ポジション(不定期の臨時要員)なので
ほとんど働いてないけど、
確かにOGの従業員に対する待遇は悪くないです。
離職率も低いし、従業員の雰囲気も良いです。

ホワイトな働きやすい会社だと
従業員が会社を大切にします。
大切にされるから、大切にしたくなる
OGはそんな会社です。


 


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