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夜間頻尿の悩みは歩いて解決!?

夜間頻尿は若者では10~30%に、高齢者では40~80%に認められ、加齢とともに排尿回数が増えることが報告されています。
夜間頻尿は睡眠の量・質の低下につながり最終的に”生活の質”に影響を及ぼします。
その夜間頻尿に対して、どのような対策をするべきでしょうか?
本日は夜間頻尿に対してのウォーキングの効果について調べてみました。


ウォーキング後の疲労回復に必要なこと

今回紹介する
高齢者夜間頻尿に対する運動療法の効果
では

高齢者の夜間頻尿を運動療法で改善できるのか検討した.運動療法は体操,ウォーキング,ダンベル運動とスクワット運動を組み合わせた.運動療法の前と4 -8週間後に問診,体組成分析,血液生化学検査と尿検査を行い,動療法の効果を検討した

(中略)

夜間排尿回数は3.3±0 .6回から2 .0±0 .8回` と有意(p<0.001 )に減少した(図QOL スコアは運動療法前は全例が4 点または5 点で平均4 .3±0 .5点であったが,運動療法後は1 -4点となり,平均2 .3±1.1点へと有意(p<0.001 )に改善した

と報告されています。
つまり、ウォーキングにて夜間頻尿に対して改善効果が考えられます。

具体的には?

ポイントはどの様な歩き方を指導したか?です。
紹介の研究では、歩数ではなく、

ウォーキングは夕方に少し早足で30 分以上散歩することとした.

とされています。
いつもお伝えしている早歩きがやはりポイントとなります。

まとめ

ウォーキングは夜間頻尿にも効果的です。
しかし、効果を得るためには、歩く速度が重要です。無理なく早く歩くためにはコツが必要となり、しっかりと早歩きのコツをお伝えしていきましょう。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/



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