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産業保健提言シリーズ Ⅺ      「安心安全」の職場を考えてみましょう   (ハラスメント予防やダイバーシティに繫がる)

~アンガーコントロール」について~

皆様それぞれにご自身に合った方法を持たれることをお勧めします。
今回は私が試行錯誤してきた体験からの一つの考え方をお伝えしたいと思います。お役に立てば幸いです。

【アンガーコントロールについての私見】
①感情コントロールの観点から

㋑認知の概念から⇒多様性の理解⇒生育・環境から形成される価値観への気づき⇒自身、他者相互承認
㋺沸き上がる感情は止めがたい(上の空状態)⇒呼吸法等を活用し「今、ココ」を意図的に気づく(我に返る)
⇒冷静となる
㋩自身の体調との関連から⇒睡眠との関連への気づき

②アサーションの観点から
㋑距離感と間合いについて⇒客観的に評価せず
㋺I(アイ)メッセージの気づき⇒「主語」をつけることで、
その瞬間の冷静空間を得ると共に相手方に対する緩やか言葉となる

【対策としての有効な学習方法】
①知識としては心理的負荷評価表(厚生労働省)を知り・学ぶ

②アサーションの学び
③身心としてはよい睡眠を知る
④呼吸法等を通じてのマインドフルネスへの気づき

【余談】
〇身心一如(しんじんいちにょ)と言いますが、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということです。

例えば体調不調や睡眠不足などがあるとそもそもアンガーコントロールは難しくなりますので、特に体調管理には注意しましょう。

〇自身が満たされていることが一番大切なのかもしれませんね、その先に慈悲があり、慈悲の心があれば何事にも寛大となり、「アンガーコントロール」出来るのではないでしょうか。でも、これは難しいとの声があります。
 

【感情コントロールが出来ない方には】!!

〇先ずは、「形」を自身のものとしましょう(^_-)-☆

②-㋺I(アイ)メッセージの気づき⇒「主語」をつけることです。
「主語」をつけて指示、教育する習慣を徹底的に身につけましょう、
そしてそのメッセージに「愛」を込めることが出来れば素敵ですね。
その先にハラスメントの無い、真のダイバーシティ世界が展開されることでしょう・・
筆者は、感情コントロールが上手く行かない方々に「形」から入るトレーニングで予想以上の成果を経験しております。

❤笑顔が一番、元気に楽しく、ご安全に❤

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