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何故それが起きたのか①

【エッセイ】出来事と感情の関係性。


日常のさまざまなイヤな出来事。
些細なことから大きなことまで
何故、それが起きたのか?

それは

その出来事で感じた
感情を吐き出すためです。

そしてその感情は

○○年前の、あの時、その人に
言えなかった文句です。

あの時、自分の本当の感情が何なのか
突き止められなかったものです。

あの時、素直な自分の感情に
フタをしたものです。

我慢したり、飲み込んだり、感じないようにしたり、とにかく表現されなかった未消化の感情です。


例えば

行列の順番を横取りされた(*`Д´)ノ!!
という出来事が起こったとしてこう思う

「ちゃんとルール守ってよ!」
「なんなんだ!アイツは!」

この文句を吐き出す為に
その出来事が起こったのです。

他にも

人から勘違いされたり悪者扱いされたり不当な扱いを受けたと感じる出来事が起こったとしてこう思う (;Д;)

「わたしは悪くない!」
「僕はやってません!」
「ちょっと違うんだってば!」
「あいつのせいだ~!」

などと言いたい為に
それが起きたのです。

「コノヤロ~!」な出来事は相手やその出来事のせいでコノヤローを感じるのではなくて、自分のなかに「コノヤローの種」がずっとあったからです💡

~~~
ここで勘違いしてはならないのは
「そんな自分が悪い」とおもって
自分を責めてしまうことです。

こんな目に遭う自分が悪い
こんな感情を抱えていた自分が悪い

イヤな出来事が起こるのは
「自分が悪いから」ではなくて
「ネガティブな観念を持ってるから」

です。

ただ「ネガティブな観念を持っている」
ということなだけであってそれが悪い

「そんな自分」=「悪い・ダメ」
「ネガティブな観念」=「悪」

ではありません💡
~~~

未消化の感情は、人生のさまざまな
シーンで出番待ちをしています。

なので、その出来事で感じた
素直な感情を吐き出すべしです。

「コノヤロー」を吐き出し尽くせば
「コノヤロー」な出来事は
起こらなくなります。

起こったとしても「コノヤロー」と
感じなくなります (= 起こらなくなる)


ここでのポイントは
「私の勘違いかな?」などと
相手の立場に立たないことです。

これをやると結局、自分の本心に
フタをすることになります。

間違っててもいい

理不尽全開でいい

みみっちくていい

中二病でいい

幼稚でいい

ムリに愛そうとしなくていい

世界が悪い!

あいつが悪い!

フハハハハ!!


これが出来るか? です。

これが出来ないという場合
「自己愛」が足りていません。

「間違ったことをしてはいけない」
という思い込みや道徳的観念に縛られている可能性があります。


映画やドラマ、マンガの登場人物の

あの怒り加減
あの叫び方
あの嘆き具合
あの狂気ぶり

わたしたちは日常生活で、あそこまで
激しく感情表現することは滅多にないと思いますが (やってる人いたらすごい)

本当はあれくらいの勢いが必要なのではないかと思っています。

正反対の感情
説明のつかない感情
意味のわからない感情
言葉で表せない感情。

感情は理屈じゃありません

支離滅裂で大丈夫です。
気持ちが矛盾してても大丈夫です。
(人間それがフツーです)


自分を叱咤激励してはなりません。

「これくらいへっちゃらだよ」なんて
自分に言ってはなりません。

「これくらいで傷付いたらダメだ!」
などと、自分に言ってはなりません。

「そんなネガティブなこと言って!」
「汚ない言葉使っちゃダメじゃん!」

などと自分に言わないでください。

それが
「自分を愛する」ということです。

誰かに見せるものではありません。
誰かに聞かせるものでもありません。

紙に書き出すなりつぶやくなどして、
とにかく 「自分の体のなかから出す」
ことが目的です。


そして、もうひとつのポイント

この感情は必ずしも
相手にぶつける必要はありません。
何故ならこれらの感情は

「あなたに」感じてほしいだけ
「あなたに」消化してほしいだけ

だからです。

絶対に「誰かに言ってはいけない」
ではありませんが、自分が出したエネルギーは拡散されたぶん増幅して必ず自分に返ってきます。

なので、できれば自分のために
ネガティブなエネルギーは
ひとりで処理がオススメです。

~~~
↑ 相手に感情を伝えることによって関係性が変化して、自分の人生のステージが変わるなど、その時その人の人生で経験することはすべて “正解” なので結局自由が一番です👍
~~~

人間、自分と向き合うことが
実はいちばんキツいです。

心の傷を直視することになるし、
その感情は 長いあいだ
ほっとかれてきたからです。

その感情を感じたときの ○歳のあなた
(生まれたときから今現在まで、すべての年齢のあなた)は、

自分にさえも分かってもらえず、あるいは無視され、誤魔化され、孤独に感情を抱えて耐え忍んできました。

その悔しさ
その悲しみ
その怒り
その恐怖
その不安
すべての感情

本当に分かってあげられるのは
この世にあなたしかいません。

感情はエネルギーです。
使えばなくなります。

ガソリンを使えばなくなるのと一緒です。食事で摂取したカロリーを運動すれば消費できるのと一緒です。

ひとりでひっそりと豪快に
感情の吐き出しをしていると、

そのうちその感情の元となっている
自分の思い込みに気付いたり、
感情の大元のボスが現れます。

感情のボスは両親、保護者、兄、姉、
祖父、祖母、先生など、なんらかの権威を持つ人物であることが多いです。

(※これは彼らが「悪い」のではありません。原因と悪はイコールではありません)

無理に昔の出来事を思い出す必要はありません。いま感じている感情をジャッジせずに吐き出すだけです。

するとおもしろいのが、結果的に

「あ~~~~!あの時のアレだ!」

その感情と関係のある、当時の出来事とが繋がって、すごくスッキリすることがあります。

やりました👍

見事クエストクリアということです

(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!


感情の吐き出しに慣れてくると自分の
素直な気持ちに敏感になれます。

“相手や出来事を責める自分” から
「本当はこうして欲しかった」
“自分の本心と向き合える自分”
に変化していきます。

“気に入らない他人や状況を
コントロールして
変えようとする自分 ” 
から

「私にこんな思い込みがあったとは」

自分の気に入らない性格や思い込みを
変えよう (癒そう) とする自分” 
へと
だんだんシフトしていきます。

感情の吐き出しの目的は
「感情を吐き出すこと」です。

答えを探すためではありません。相手を悪者にするためではありません。自分を責めるためではありません。

吐き出す目的 (動機) の違いによって
自分が受け取る結果も違ってきます。

感情を吐き出す為に吐き出しをしていると癒しを受け取れます。



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