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「近い歴史」を振り返ろう

歴史モノが好き! という話になると戦国時代や幕末を挙げる方が多いと思われる。でも、「現代史」が好きな人というのは、残念ながらあまりお目にかかったことはない。
そう、僕が歴史の中で一番好きなジャンルは「現代史」だ。なぜ好きかと言われたら、最も「自分と身近な期間」だからである。
もちろん、古代・中世・近代の各々の時代にダイナミズムがあり、面白いのはわかっている。でも、自分の生きている今が過去のどのようなプロセスと繋がっているのかを知れるというのは、現代史が最も適していると言えよう。

が、現代史の扱いは小さい。中学時代も高校時代も、現代史は3学期の最後のほうに触れられただけ。自分で興味をもってガンガン勉強しても、テストに出ることは稀だった。
そして社会に出れば、数十年前の事象を知っているだけで周囲から「古いことを知ってるね~」と感心される。やれ織田信長を知ってるやら西郷隆盛を知っていると言っても老人扱いされないものではあるが…

まあ、気を取り直して。
今年は「平成」という元号が最後ということもあるのだろうか、「古い昭和」と「新しい平成」というフレームワークで議論されているケースをよく見かける。それはそれで正しい一方、今の基準で過去を裁くのはナンセンスでは? という心情を抱くことも多い。
なので、こういう個人的な宿題を立ててみようと思う。今の社会問題の起点だったり、はたまた解決の糸口になりそうなヒントというものを、「現代史」を振り返りながら探し当てていく。過去を批難する前に、まずは過去から学ぶ姿勢を持ちたい…ということで

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)