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散歩から始めてみる・哲学の道を全部歩いて考えたこと

朝食を食べながら書いている。くるみパン、ヨーグルトと桃のジャム、コーヒー。くるみパンって、どうしてどこのパン屋さんもこのかたちにしているんだろう!

午後から大学の授業で、紀行文を書くためにまず小旅行をしましょうという日。私は蹴上駅からインクラインを横目に琵琶湖疏水の分線沿いを歩いて、南禅寺の水路閣へ。インクラインも南禅寺の水路閣も、可愛い若者たちがたくさん写真を撮っている。ほんわかする気持ちと、みんな同じところで写真を撮りたくなるのって何故だろう……という好奇心と。

もちろん私も撮影したことがあります

南禅寺の肝心の境内などは通り道にしてしまって、北へ進む。哲学の道は市内より小高く、緑や小川を取り入れつつも整備された気持ちの良さはあるけれど「なるほど考え事にはちょうどいいだろうな」と思える単調さもある。

それでも道沿いには、リノベーションした古民家やレトロな洋館風の建物に、カフェや雑貨屋さんがおさまっていて、何度も訪れてはカフェ巡りをしたい気持ちに。「哲学の道におすすめのカフェがあるんだよ」って、なかなか格好がつく台詞じゃないか。

こちらは完全に洋館だと思いますが、木が縦じゃなくて横に組んであるおうちは不思議と洋風に見える気がする。
居心地が良さそうで気になるカフェ。

哲学の道を南端から北端まで歩き切ったら、大通りを通って大学に戻った。のんびり歩いておよそ2時間半ほど。足が疲れているし、家に帰ってダラダラするかなと思っていたのに、真面目に自炊と勉強をするなどして、リズム良く1日を終えた。

授業を受けた直後でモチベーションが高かったのもあるが、たくさん歩いたのがよかったのだろう。

風景や観光客たちを見てあれやこれや思うことで気持ちが整理された気がする。悩んでいることについて、すとんと言語化ができた実感もある。日々のやることが増えると、やることリストから真っ先に散歩を消してしまっていたけれど、やっぱり大事なんだろうなあ。

というわけで、本日も散歩から始めようと思います。

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