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ライター・エッセイスト。1年半の旅暮らしと実家の2拠点生活を終え、京都で社会人大学生に…

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ライター・エッセイスト。1年半の旅暮らしと実家の2拠点生活を終え、京都で社会人大学生に。暮らしにまつわる考えごとをエッセイにしています。趣味は手帳、散歩、旅行、スポーツ観戦、音楽鑑賞など。ふだんは会社員として原稿を書いています。

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  • ゆるく・きがる・みがる・きろく

    アドレスホッピングの様子や、ふだんの暮らしの様子を発信しています。

  • 2021年は本を100冊読むと決めたので。

    読書をたくさんするぞ〜という、意気込みのためのnote。

  • 覚え書き的アウトプット

  • ひそひそエッセイ

    ひとりごとに近いけど、でも誰かに聞いてほしい。 そんなエッセイたちです。読んでくださると嬉しいです。 あなたの感想も聞かせてくださると嬉しいです。

  • 【受講レポ】デジタルデトックス・アドバイザー養成講座

最近の記事

楽しい1年を予約する気持ちでつくった、2024年のやりたいことリスト✏️

2021年から、その年のやりたいことをリストにしている。キリよく、毎年100個つくる。 元ネタは映画『最高の人生の見つけ方』に登場する「バケット(棺桶)リスト」、つまり「死ぬまでにやりたいことリスト」。だけど、私にはまだ、人生を賭けてやりたいことは決めきれない。だから、目先の1年に絞って、やりたいことをリストアップしている。 ほんとは、1年だって人生の一部だから、「1年のやりたいことは決めれるけど人生のやりたいことは決めれない」なんていうのは矛盾しているのだけれど……!わ

    • 紅葉シーズンの京都事情と、冬に備えて買ったダウンについて

      横着してワイヤレスイヤホンをケースにしまわずに直接ポケットに入れると、中で転がってどんぐりみたいだなと思う。すっかり紅葉が始まった。 紅葉シーズンの京都の混雑ぶりには「すごい」の一言だ。河原町周辺の人出は控えめになった気がするが、その分紅葉スポット行きのバスや電車がとんでもなく混んでいる。休日は目当ての電車に乗れなかったり、バスの混雑がつらくて途中で降りてしまったりした。この前なんか、叡山電車のホームが入場規制になっていた。4月に越してきて、初めての出来事だ。 紅葉スポッ

      • 散歩と読書の共通点

        久しぶりに散歩から始める一日。 考えなく歩くと、川沿いを覗き込むようにしていることが多い。植わっている木や群れている水鳥、道沿いの家々など、観察するところが多いからだろうか。 通りの観察は楽しい。 失礼な癖だが、家の外観から、勝手に生活の様子を想像しながら歩いてしまう。ここに人が生きているんだという愛おしさがある。よく手入れされた庭もあれば、あるがまま伸びゆく雑草に囲まれた庭もある。どちらも、家主の生活の一部を語っているんだと思うと、なんだかたまらなくなる時がある。

        • スマホとの付き合い方と、考えごとのお供の音声入力

          ある日、すごく調子がよかった。スマホを触るタイミングを自分でコントロールしたからだと思う。 スナック菓子を食べる手の止め方がわからないように、スマホから離れるきっかけを見つけられずダラダラとSNSを眺めてしまうことが続いていたが、この日は電源を切って玄関に置いておくようにした。 スマホは電卓代わりやラジオ代わりとして、ふとしたときに使いたくなるから、こういった思い切った「隔離」みたいなことはできないでいた。 けれどよく考えてみれば、スマホを使う用事はメモをして後回しにし

        楽しい1年を予約する気持ちでつくった、2024年のやりたいことリスト✏️

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        記事

          いつの日か海の近くで暮らしたい、けれど。

          立山連峰の写真を最近よく見る。自分から情報を得ようとした覚えはない。いつのまにかSNSの「おすすめ欄」を埋め尽くすようになっていた。タイムラインが美しい山々ばかりで気持ちがよい。 いつか、立山連峰をこの目で見てみたいな。富山県にはまだ行ったことがない。日本海側から撮影された写真では、海、街、その奥に立山連峰が立ち、合成かと思うほど唐突感がある。 こんな、街の向こうにおかしい縮尺で見えるでかい山に、すごくロマンを感じる。富士山のふもとに住んでいたからかもしれない。長野に住ん

          いつの日か海の近くで暮らしたい、けれど。

          石油ストーブが恋しい

          冬は厚着をするからか、カチコチに上半身が固まる気がする。のびをしたり腕を回したりするとほぐれる感じがするのは、反対に体がカチコチなんだと思う。寒くて、動かなくて、服も重たいから。 年々、暖房が苦手になる。モワーっと息苦しい気がするわりに、足元は冷たい。こんなとき、ストーブがあればって思う。祖父の家も、実家も、一つ前に住んでいた家も、ストーブだった。夜は上にやかんを置いて、湯たんぽに入れるお湯を注ぐ。 火と電気の温かさって、なんだか違う。暖めて欲しいところが暖まるのは、火な

          石油ストーブが恋しい

          コワーキングスペース と食欲

          先日、久しぶりにコワーキングスペースで仕事をした。全国展開しているアクセアカフェは、旅暮らしをしていた頃から大変お世話になっている。 Wi-Fi、電源はもちろん、無料の通話ブース、フリードリンクがあって滞在中はだいたいのことが基本料金内で完結。アプリを通してセルフチェックインで早朝から深夜まで利用できる店舗が多いのも魅力だ。始業・就業、会議と制約の多い会社員ノマドでも困らない。 (実は勤務時間すべてをカバーするコワーキングスペース ってあまりなく、終日仕事場所に困らないの

          コワーキングスペース と食欲

          「消えたさ」と戦うために好きなことをする

          ずっと漠然と「消えたい」と思っている。これは深刻な話ではなくて、「ぜ〜んぶ投げ出してどっか行きたい」、みたいなニュアンスで。 わたしの持つ「消えたさ」は「リセット願望」に近いかもれない。そして実際のところ、願望ではとどまらず、わたしはさまざまなことをリセットしまくってきた。 住む場所を変え、職場を辞め、果てはSNSを全て消した。もちろん、LINEも。 リセットしたのは環境だけではなく、物にも当てはまる。断捨離に目覚めて家具を捨て、思い出を捨て、家すらも解約した。私の持ち

          「消えたさ」と戦うために好きなことをする

          生活が荒んだときに「浸る」ためのライフハック

          生活や気分が荒むとき、ありませんか。 どうしても片付ける気が起きない休日や、疲れすぎてジャンクフードをかきこんだ夜や、洗濯物がひたすら積み上がる日々が、あったりしませんか。 そんなとき、無理に立て直さずに、ダメさに浸ってみると、なんか笑えてきて「明日から、気が向いたら頑張るかあ」と思えたりするかもしれせん。 BGMをそれっぽくするダメさ浸るには、まずはBGMをかけることが手っ取り早い。PVみたいに、ショートムービーみたいに、少しだけ、自分の生活を俯瞰できる。そのうえで荒

          生活が荒んだときに「浸る」ためのライフハック

          月末にカメラロールを整理すると、生活が見えてくる。

          月末に、iPhoneのカメラロールを整理する。今年から始めた習慣だ。 もともと、私のカメラロールはクラウドに直結していて、保存に困らないから荒れ放題だった。気づけば、趣味の写真やメモ代わりのスクリーンショット、同じ画角のボツ写真たちの中に、見返したい写真が埋もれてしまっている。 写真を整理しなくちゃ。でも、すべての写真をアルバムに分けるなんて面倒くさいなあ。 そんな私が編み出した(というほど、大げさではない)写真整理術は以下の通りである。 ①画像の棚卸しまずは、画像の

          月末にカメラロールを整理すると、生活が見えてくる。

          あゝ終わりなき手帳会議。遠回りして、バレットジャーナル。

          今年も残すところあと2ヶ月弱。愛用するほぼ日カズンの、平たくて真っ白なページがどんどん減っていく。 そんな手帳で、今月から新しいことを始めみた。バレットジャーナルだ。 バレットジャーナルはずっと前から知ったものの「ルール多いし、めんどくさそうだし、タスクをいろんなページに分けてかくなんて、ややこしいじゃん!」と、やってみる気になれなかったはずなんだけど。 今日は、そんな第一印象のバレットジャーナルをどうして始めることになったのか、きっかけの思いと、これまでのタスク管理方

          あゝ終わりなき手帳会議。遠回りして、バレットジャーナル。

          あゝ終わりなき手帳会議。欲しいのは本当に手帳なのか。

          来年の手帳の下見をしに、友人と京都の街の方へ出かけた。トラベラーズファクトリーやロフトなど、手帳が置いてある文具店をひたすらめぐるのだ。「今日決まる気がしません」「はい、私も決められると思っていません」などと言いながら。 手帳のビジュアルがどんなに好みでも、冷静に中身を見て決める。自分が手帳に求めているのは、こんな感じ タイムランのテンプレートというのは、写真のように時間軸での行動ログがとれるもの。 日記は今のところiPhoneのメモ帳に書いているので、デイリーページは

          あゝ終わりなき手帳会議。欲しいのは本当に手帳なのか。

          病気おぼえがき・めまいが何日も続いたときの記録

          手帳の話をすると、今年を振り返りたくもなる。今年の3月に立っていられないほどのめまいが起きた。症状のつらさはもちろんだが「何科に行けばいいんだ?!」「何が原因でどうやったら治るんだ……」などの不安が尽きず……。 その時の記録が残っていたのでここに書き出す。誰か、同じ症状で不安な人にとって、参考になったら幸いです。ただし、セルフジャッジはしないように!症状のある方は医師にご相談くださいね。 病名、症状、通院まとめまず簡単に情報をまとめて、その後日記形式の記録で詳しい様子を記

          病気おぼえがき・めまいが何日も続いたときの記録

          あゝ終わりなき手帳会議。デジタルか、アナログか

          さあさあ、年末といえばクリスマスと、来年の手帳会議!昨年この「手帳会議」という言葉に出会い、すっかり虜になっている。1年付き合う手帳を吟味する時間、なんと楽しく尊いことか。 手帳を買うまでに今日からいくつか、手帳について話していきたい。今回は、デジタル記録とアナログ記録の使い分けについて。 手帳売り場で、ライフログ、という言葉をよく目にするようになった。ライフログという言葉が実際に増えたのか、自分がライフログを意識するようになったから目にするようになったのか、わからないけ

          あゝ終わりなき手帳会議。デジタルか、アナログか

          食べることの口実、効果、幸福

          10月最終日、5時のアラームはスキップして6時起床。書き物をしてから、散歩に出る。服はワンピースがいちばん好きで、在宅で仕事が完結する日も散歩に行く日はワンピースを着るようになった。気分が上がっていいと思う。散歩の片道は電車に乗ってみて、降りた駅から家に戻る、というコース。 仕事が終わるととっても疲れていて、翌日に迫り来る11月の予定を立てる気が全く起こらない。頭の前の方に疲労感がある。 こういうときって筋トレが効くのだろうか?あとは、もう一度散歩に行くとか? と、書いて

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          人生、やりたいことを全部できる時間はないと悟った10月

          ある日の朝ごはんはコーヒーと散歩帰りに買ったコンビニのパン、あとはヨーグルトにジャムをかけたもの。惣菜パンやおにぎりが200円を越えていることがあるの、なかなかまだ受け入れられてないな。物価が高い! 10月の振り返りとても忙しい月だった。ちょっと振り返ってみるので、よかったら見ていってください。 怒涛の大学スクリーニング 4つあった週末のうち、3つが大学の授業で埋まった。内容は京都文芸のフィールドワーク、短歌と俳句、紀行文。どの大学に入るか検討したときに、こんなに幅広い

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