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初心者公務員妻と主夫のそんなにのんきじゃいられない毎日

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フリーランスから公務員になった妻と主夫と子2人のそこまでのんきじゃいられない毎日を綴ります。完全に個人の感想です。
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#公務員

誰かを簡単に納得させるための手段として、使ってたまるものか。この大事な「なんとなく」を。

誰かを簡単に納得させるための手段として、使ってたまるものか。この大事な「なんとなく」を。

「なぜ滋賀に移住を決めたの?滋賀のどこに惹かれたの?」
そう聞かれると、少し挙動不審になる。

正直なところ滋賀に行こう!と決めたのは「なんとなく」なのだ。
けれどそれは、相手をがっかりさせてしまう答えのような気がしてなんだか挙動不審になってしまう自分がいる。

私は昔から「何で?」に弱い。

「何で?」に対して燃え滾るような熱い想いを伝えられない申し訳なさから、それらしい理由を作り出してはその

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「使える人間に」なんてもう自分に言わせないために、ボロを出していくフェーズなんだ。

「使える人間に」なんてもう自分に言わせないために、ボロを出していくフェーズなんだ。

朝起きて珈琲用のお湯を沸かしながら、無意識に冷蔵庫を開けて日本酒の瓶に手が伸びている自分に気づく。おぉ、疲れているなと思った。

2ヵ月間、私はきっと行政の仕事に慣れることに必死だったんだろう。
隠しきれていたかどうかは別として、自分の粗を隠すことに必死だったように思う。

早く仲間と認められなくては。
使える人間だと思ってもらわないと。
そう強く思っていたんだきっと。

私よ。「使える人間」て何

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フリーランスの時も公務員の今も、自由に不自由はしていない。

フリーランスの時も公務員の今も、自由に不自由はしていない。

フリーランスから公務員になって1カ月。

滋賀に来た当初はこれまでと180度変わったように思えた生活も、
もしかしたらキャップとパーカーとデニムの出番が減ったくらいなんじゃないかと今は思っている。

「自由がなくなったのでは?」と聞かれることも多いけれど、フリーランスの時も公務員の今も、自分でも意外なほど自由に不自由はしていない。

私にとっての自由とは、時間や場所、行動を制限されないことや
誰か

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