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世界でいちばん優しい課金 〜誰かの願いが叶うころ〜(noteのサポート機能について)

私は形のないものにお金を払うのがあんまり好きじゃないみたいで(音楽と本は別)、LINEスタンプも2年ほど前からようやく買うようになったくらいだ。ゲームをほぼやらないのもあるだろうけど、「課金」という行為には馴染みがない。

珍しくスマホ版『どうぶつの森』にハマっていた時も、1日中やることになってもいいからアイテムにお金は使いたくなかった。「架空の世界で架空のものにお金を払うのは、ちょっとな……ほしいけど、この一線を越えたら何かがダメになる気がする……」的発想である。

もちろんゲームに課金したからといって何かがダメになるなんてことはないんだろうけど(ゲームファンの人ごめんなさい)、とにかくなんだか抵抗感があった。「ゲーム=ダメなこと」という刷り込みも影響しているかもしれない。だから「課金」も「=なんかダメ」という解釈をしていた。

そんな私が今ハマっている(?)のが、noteでの課金である。「課金」というと表現が悪いかもしれない。平たく言っただけで、厳密には「サポート」である。才能あるクリエイターさんを見付けたら、お金でもってサポートする、という形の、ある意味での課金。

私は謎の奇病なので働いていないし、そんなにお金をバンバン使える方ではない。サポートすると言ってもせいぜい百の位までなのだけど、それでもサポートの画面を見つめながら、「この100円が、この人のなんらかの励みとか、末永い活動とか、もしくは飲食費などに変わりますように〜!」と思いながら、クレジットカード決済を行う。

サポートをする時は、なんだか気恥ずかしいような、(受け取る側にとって)ウザくないかな、やりすぎじゃないかな、(少額だし)ケチと思われないかな、と不安になったりもするけど、お金というものはいくら貰っても困るものではない。その事実が私の背中を押してくれて、えいやっ!とサポートボタンをクリックすることができる。押したが最後、元には戻れない。ひゃー、嬉し恥ずかし、想いが届くといいなぁ……。

これは個人的な想いだけど、私は前述のとおり謎の奇病で(本当に正真正銘の "謎の奇病" なのはちょっと面白いけど)思うように活動することができない。脳の機能も低下してるから、元気だった頃みたいには頭が回らなくてうまく文章が書けないし、いろいろ体が痛いので限られた時間しかエディタを触ることができない。

そんな状況だからかなんなのか、毎日がんばって文章を書いても全然目が出る気配もないし、実際もし何かのチャンスを掴んだとして今の体では仕事を引き受けることもできないし、がんばったらいいのか、あきらめたらいいのか、わからなくて苦しんでいるのが今の私だ。

この箸にも棒にもかからない活動履歴は、状況のせいなのか、才能の無さのせいなのか、わけがわからなくて、どうにもならなくて、自分ではどうにもできないし、誰にもどうにもできないのもわかっている。「神のみぞ知る(神の味噌汁)」という言葉がぴったり当てはまるのだ。

自分の夢を自分で叶えるのが難しいとなると、誰かに代わりに夢を叶えてほしくなるものなのかなぁ。

だから私は(おそらく自分のような制約がないであろう)才能あるクリエイターさんを見ると、どうかそのまま創作を続けて、成功してほしい、うまくいってほしい、夢をかなえてほしい、と願ってしまう。よくない感情移入なのかもしれないけど、まるでおばあさんが孫の将来を応援するような、見守りたくなるような、そんな気持ちなのかもしれない。

みんなの夢が叶うわけじゃないけど、誰かの夢が叶うことで、それが励みになる人がいる。「自分が応援する人の夢が叶うこと」が、自分の「夢」な人もいる。私はいろんな人に夢を見ていたい。自分にも、応援したいと感じてしまう「誰か」にも。


「誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ」


宇多田ヒカルが歌っていた。私も昔はそう考えていたけど、必ずしもそうじゃないんだな、と、今は思う。


誰かの願いが叶いますように。




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綿生しあの

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