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【公務員夫婦の同時転職】全ては家庭というチームの幸せのために。

6歳と3歳の男児を育てながらローカルなシティホールで働くミドサーです。
より自分らしく働ける環境を求めて、4月から民間企業に転職します。
その3ヶ月後、同い年で同業の夫も転職を予定しています。

最近、両家の両親に伝えたところ、2人同時に辞めるなんて信じられない。なんで今なの、同時なの?こわすぎる、不安しかない。理解できない。もう何もサポートしないから好きにしなさい。と呆れられています。

たしかに、私たちはこれまで近くに住む親を頼って子育てしてきました。実母は、私の復職に合わせて仕事を変え、平日の習い事や、休園時などにサポートしてくれています。赤ちゃんの頃から、子どもたちも大好きなばあばに懐いています。
義母は遠方に在住していますが、定期的に会いに来てくれるし食べ物から着るものまでたくさん買って贈ってくれるし、長期休みには1週間のお預かりをしてくれます。
2人の母達にお世話になってきた私たちの育児。

現職を同時に辞めることで、その支援も受けられなくなる可能性があります。母たちからすれば、私たち夫婦が好きなことを好きなタイミングでやっているとしか思えない様子です。確かに、そう思われても仕方ない現実があります。
両親からの人的物的支援は、本当にありがたく、常に感謝しています。と同時に、当たり前ではない、いつこのような支援がなくなってもおかしくないと頭では理解しているつもりです。年数を重ねれば、親も高齢になるし、子ども達は親離れしていくし、今この時をばあば達と楽しく過ごせる時に、子ども達からばあばを。ばあば達から子ども達を。引き離すようなことをしては、お互いにとって良いことはありません。でも、だからと言って、そのために自分たちの人生を犠牲にするのも違うと思います。

長男の入学を目前に控え、学校生活、学童、習い事の調整…そして年度末で仕事も待ったなし、4月からは新しい会社に入社。夫の転職報告でざらつく親との関係。

何層にも重なって訪れる壁達に、心を折られてしまい、立ち向かうエネルギーを失う日もあります。夫に当たり散らしてしまうこともあります。

だけど、苦しみの中で考えても、今の子どもが可愛い時期(6歳と3歳)にばあば達と引き離すことはしたくない。しかも私たちの転職という都合だけで。では、今やるべきことは!親(ばあば)たちの理解を得ること。そこに全力を傾けて良いのではないかと思います。
理解を得る=祖母と孫の良好な関係も維持される=私たちも幸せに暮らせる

共働き子育て家庭には、理解者、支援者が不可欠です。チームだからこそ、目指せる景色がある。そのチームの主要メンバー(親たち)を置いていくことはしたくない。ひとり残さず、同じ目標に向かって進むために、家族の理解を得るために、エネルギーを集中させます。

チーム内で共通している思いは【全ては、子どもたちと家族、みんなの幸せのため】。転職という手段で、目的を達成しようとする私たちと、公務員を続けるべきとする親達の考え。チームの心がバラバラになりかけている時、やるべきは目的の再確認と認識のすり合わせ。家族という特性もあり、感情を持ち込むともつれやすく長期化しやすい恐れが潜んでいますが、家族だからこそ目的のブレがない分、きっとゴールは見えるはずです。

全ては、家族の幸せのために。

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