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グラップラー・お前


 皆さん、こんにちは。自慢できるものが何もない木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 ええ。皆さん、皆さんはコレだけは「ちょっとやそっとじゃ他人に負ける気がしない」という自信を持ってるものって何かありますか?


 (´・Д・)」 ワタクシには
 何ひとつありません。


 ないんです。
 別に何だっていいんです。スポーツや勉強やら芸術でなくてもいい。


 (´°Д°)っ ジャガイモの皮むきが
 めちゃくちゃ速いんですよ!


 でも、


 (´°Д°)」 漫画を読む速度は
 今まで負け知らずです。


 でも、


 (´°Д°)」 猫の模様を覚えるの
 得意中の得意ですニャー!


 でも何でもいいんです。いや、こう言うと「ふざけてんのかオマエ」ってな反応を頂く事は織り込み済みなんですけれど、ワタクシはいたって真面目です。
 本当に何でもいい。世界で一番じゃなくても、日本で一番じゃなくてもいいのです。

 誰も知らない15年前のTVゲームだけはやり込んでて、そうそう誰にも負ける気がしない。とか、読んでもいないけど、ポーズのためだけに買ってる小説の多さでも何でも構わないのだ。


 (´・Д・)」 そうそう
 負ける気がしない。


 と自信を持って言える事ってありますか? ハッキリ言いますが、ワタクシにはありません。ないんです。ぶっちゃけ、それがどんなしょーもない事でも、持ってる人が羨ましい。
 ワタクシはそう思っている。これは謙遜でも何でもなく、本当にないのだ。

 そこそこ「出来る」ってレベルなら、ビリヤードは割と真剣にやってたので、そこらへんの素人よりは確実に上手いと思う。しかし、真剣にやってたからこそ、


 (´・Д・)」 上手い人なんて、
 幾らでもいる事を知ってる。


 しかも、長らく真面目に練習してないし、今は目も悪くなって球の厚みがわからないから腕なんて落ちまくりだろうし。

 あ。オセロも割と強いんですよ。まあ、遊びで年に数回やるかやらないかってレベルの人に負ける事はない。
 しかし、これも真面目にやってたからこそ、


 (´・Д・)」 強い人なんて
 腐るほどいる事を知ってる。


 他にも一応、少々だが色んな格闘技を齧った経験があるので、ちょっとした喧嘩程度なら簡単には負けないだろう。しかし、ワタクシが何年真面目に修行しようが、


 (´・∀・)」 勝てる訳がない。


 って相手も山ほど知ってる。

 (´・Д・)」 現在の趣味はWikipediaを読みあさるコトなので、雑学に関してはそこそこ知ってる方だと思う。しかし、専門分野の人にはまるで敵わないし、雑学って意味では「クイズ選手権」なんかに出てる人も知ってるから、勝てる訳がないと思い知っている。


 (´・Д・)」 そう。ワタクシは凡百の人間なのである。
 謙遜ではなく、自慢できるものを何ひとつ持ち合わせていない。


 強いて言うと、「自分の身の程ぐらいは知ってる」から、勝てない相手には勝てない事を理解している(つもりではある)事ぐらいだろうか。
 だからこそ、逆に言うと、


 (´・∀・)」 あー、
 コイツには勝てるわ。


 ってのを見抜く力はあるかも知れない。
 そう。ネットで大人気の「ダニング=クルーガー効果」である。

 ダニング=クルーガー効果。素人ほど、ちょっと齧っただけで万能感に侵食され、自分が強く賢くなったと勘違いし、学ぶほどに「自分が何も理解していない事を知る」のである。
 これはゴジラの背ビレのように、万能感の上下を繰り返す。

 どうやら、ワタクシはひとつの事を突き詰めるのに向かない人間らしい。
 だからこそ、一番手っ取り早く、そして効率よく「学ぶ」のが好きなのである。

 どう言う事かと言うと、ダニング=クルーガー効果の2つ目の谷を越えたぐらいで、学ぶのを辞め、次の別の山を登り始めるのが好きなのだ。


 (´・∀・)」 だって、
 万能感は味わえるし、

 労力に対して、
 リターンが大きいのは
 2つ目の谷までなんだもん。


 そう。ほぼあらゆる事象は、最初ほど努力や勉強に対する「学び」が大きい。
 つまり、労力1に対し、得られるものが10もあるのだ。
 しかし、ひとつ目の山を越えたあたりで、労力1に対し、得られるものは5まで激減する。

 そして、2つ目の山を越えたあたりで、労力1で得られるものは1になり、

 3つ目の山からは、労力3に対してリターンが1になり、山を越すごとに10:1という風に逆転し、いずれ努力が100でも、得られるものは0.1程度にまで下がる。


 (´・Д・)」 効率が悪い。


 悪過ぎるのである。だからこそ、努力を続けた人間は尊いし、強い。ワタクシ如きが敵う相手ではないのだ。当然だろう。
 人の楽しみ方なんて色々あるし、この価値観が正しいとは思わない。ただ、ワタクシは突き抜けた才能は持ち合わせていなかったと悟るほどに、それなりの事には挑戦し、苦渋を舐めてきたつもりではある。
 その結果として、効率よく得られるものを得たら、とっとと次に行くというスタイルが合っていると感じるし、楽しいし、活かせると思うのだ。

 悪く言えば、全て半可通。押し並べてダメ。よく言えば広く浅くオールマイティ。ドラクエで言えば、レベルが低い勇者だ。攻撃も回復も体力もそこそこだけど、専門職がいたらパーティーから外したいヤツ。それがワタクシである。

 で。ダニングクルーガー効果の谷を2つ超えるぐらいだと、見えてくるものがあって、それが、


 (´・Д・)」 自分の立ち位置。


 自分より弱者か強者かは割と的確に判断できる。
 そう。自分より知識があるか、自分より経験があるか、実際に強いのか弱いのか。この判断はできる訳である。無論、弱いフリをする強者もいたりするし、単純に見誤ることはあるけれど。まあ、高確率でランク付けは出来るのである。

 だからこそ、約半世紀生きてしまった先人として、若い世代に言っておきたい事があるのだ。


 (´°Д°)」 そのイキリは、
 バレまくってるぞ、と。


 わかる。わかるとも。健全な男子なら中二病を患うのも健全な証拠。ついついイキってしまう。誇張してしまう。ホラを吹いてしまう。わかる。わかるとも。
 でもね? それ、ほぼ全部、


 (´・Д・)」 バレてっから。


 大事なのは、バレてる、バレてた、と認める事なのである。
 バレてないと勘違いしてしまうと、いつまでも中二病が治らないし、自分のショボさを認める事が、どんどんと難しくなってしまうのだ。


 (´・Д・)」 バレバレでカッコ悪い嘘をついてる、
 痛い大人にだけはなって欲しくないんだよ。


 ちなみに、ワタクシは無駄に身体がデカい上に、武術も齧った経験があるので、おそらくど素人に負ける事はない。何故なら、身体がデカいというのがどれほどのアドバンテージがあるか理解しているからだ。

 考えて見て欲しい。身長が2mを越す、アンドレ・ザ・ジャイアントやチェ・ホンマンのような身体付きしてたら、ウスノロだろうと何だろうと、攻撃が効く訳ないし、こっちの技は掛かりにくいし、捕まったら体重だけで押しつぶされるのである。
 子供と大人が喧嘩して、子供が勝てる訳ないだろう? 何故ほとんどの格闘技が体重別で試合を組むのか。それほどに重量差は致命的なのである。

 そして、ワタクシは格闘技を齧った事があるから言うけど、


 (´・Д・)」 身体がデカいぐらいで、
 真剣に修行してるヤツに、
 勝てる訳がない事も知ってる。


 ええ。もうフルボッコですよフルボッコ。打撃だろうが寝技だろうが敵う訳がない。
 それをね? 漫画やネットで読み齧った程度のイキリオタクが、


 (´・Д・)」 勝てる訳ないやん?


 それってね?

 背も低いし、リーチも短いし、体重も軽いし、痩せ型だから「俺でも勝てる」って、


 (´・Д・)」 軽量級の
 プロボクサーに言えんの?


 勝てる訳ないやん。

 ん? そんな事を言われても、ピンと来ない?

 じゃ、わかりやすく説明しよう。


 身長157cm


 体重55kg


 女子



 このスペックだけで判断して、



 (´°Д°)」 吉田沙保里に
 勝てるとか勘違いも甚だしいだろ。


 凡人がイキリで生き物の勝敗を決められるなんて、おこがましいとは思わんかね………

 ※ この記事は全て無料で読めますが、吉田沙保里に勝てる人も勝てない人も、投げ銭(¥100)してくれてええんやで。
 なお、この先には吉田沙保里アネキに関する話しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。