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「40代からの人体の取扱説明書」を理解しよう(4)P.12~13

毎週水曜日は、Newton「40代からの人体の取扱説明書」を理解するシリーズを配信しています。

第4回は、「生活習慣病の疫学調査」(40代からの体の予防知識編)です。

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記事を書くに当たり、書籍を紹介しようと検索したところ、9/28現在、楽天ブックスは売り切れ。Amazonは2,700円で販売されていました。(定価1,780円)

40代をむかえると、体に不調が出るのはみんな一緒で、関心の高さがうかがえました。

生活習慣病の危険因子は時代によって、変わることもある

みなさんは、生活習慣病を気にすることはありますか?

僕は、わかりません。

と言うのも、「生活習慣病が何を指すのかを具体的に知らない」からです。

『分からないを、分かるに変える』のが、このシリーズなので早速「生活習慣病」というワードを調べてみました⇩。

<生活習慣病とは>
生活習慣が原因で起こる疾患の総称

<主な生活習慣病>

高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高尿酸血症/痛風、肥満症/メタボリックシンドローム、脂肪肝/非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性肝炎(NASH)、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)肺がん、大腸がん、歯周病、など

そういえば、初回の時に⇩を調べたのを覚えていますか?

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今回と併せて考えると、ミドル世代の病気の半分以上は、生活習慣病ということが分かります。

自分の気になる生活習慣病は何ですか?

前述の一覧を参考にすると、僕は父が不整脈持ちなので遺伝することが心配なので、まずは⇩が気になります。

・高血圧、脂質異常症

次いで、運動不足なので、

・肥満症/メタボリックシンドローム

胆のうを摘出してから、アルコールを飲んでいないのに肝臓の数値がよくないので、

・脂肪肝/非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性肝炎(NASH

過去に一日60本喫煙していたので、

・慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)、肺がん

最後に、過去の喫煙歴、運動不足、肉料理好きということから、

・大腸がん

が気になるものです。

これらを中心に、今後健康診断や人間ドックを受けると、健康への向き合い方も変わるかもしれませんよね。

この章で伝えたいこと

この章に書いてあることは、

・福岡県の久山町というところが、生活習慣病を調べる上でモデルケースになる
・1961~2002にかけ、高血圧の人口は増えたが、降圧薬の普及でリスクは減った
・一方、肥満(BMI 25以上)が約5倍、高コレステロール血症が約9倍、血糖値以上が約5倍になっているので、肥満や代謝異常に注意

の3点でした。

ココからは推測ですが、初回⇧に「レッドゾーンを縮めることが課題」という話がありましたよね。

おそらく話はココにつながっていて、

・平均寿命と健康寿命が伸びたのは、血圧のコントロールができるようになったから
・ここからレッドゾーンを縮めるためには、生活習慣病に着目する必要がある

ということを、言いたいんだと思います。

最後に

今までは、章題を読み解ければ本文を理解できていましたが、今回は今までの内容を理解していないと、

「急に何言ってるの?」
「あいまいで変な文章」

と、捉えられてもおかしくない内容でした。

コレまでの読み解きを丁寧にしてきた結果が、この難文の解読に役立ったかと思うと、満足感でいっぱいです。

そういえば最近、朝晩はかなり涼しいですよね。

みなさんは、日頃から何か運動していますか?
またはこの秋、何か運動をしますか?

僕は今から、ウォーキングしてきます。

頑張って健康寿命を伸ばさねば!

ではまた

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