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髪の毛でカラダの状態がわかる!?毛髪分析技術のすごさの秘密

こんにちは。「wellreco(ウェルレコ)」スタッフの管理栄養士 武井香織です。

私たちがご提供している”wellreco”は2023年8月1日にリリースしました、「毛髪分析」と「機能性表示食品」と「生活習慣対策サポート」の3つがセットになった糖脂ケアプログラムです。
以前にこのサービスについてご案内しましたが、「毛髪分析」って何?というお声も多いので、今回は「毛髪分析」についてご説明します。

↓wellrecoについて知りたい方は以前の記事もご参照くださいね。


髪の毛には情報がいっぱい!

髪の毛には、今はもちろん過去の健康状態も、映画フィルムのように記録されているんです。面白いですよね~。

髪の毛は頭皮から生えて少しずつ伸びているもの…というのは皆さんも当然ご存じかと思いますが、その頭皮に埋まっている毛根部分で日々細胞分裂が起きて毛髪細胞が作られ、そして根元から押し出されるように毛穴から髪の毛が出てきて、どんどん伸びていきます。
実は髪の毛の細胞が作られるときの体の状態が髪の毛の細胞形成に影響するので、毛髪の細胞内の成分を分析することで、その時の体の状態も見えてくるのです。

一般的に髪の毛は1ヵ月で1cm伸びますので、長さを測ればおおよその時期も特定できます。
このような髪の毛の特徴を活用し、分析したものが「毛髪分析」というわけです。

特許技術を活用した、一歩先を行く健康管理

髪の毛の細胞内の成分を分析することで、体の状態がわかることはイメージがついたと思いますが、私たちはこの特性を健康な体作りに役立てるため、大阪大学大学院工学研究科の新間秀一准教授とタッグを組んで、新間准教授の毛髪分析技術を活用し「生活習慣習慣病リスク」を表示するプログラムを作成しました。

新間准教授が開発した毛髪分析については「毛髪に含まれる複数成分の情報を得る技術」として特許を取得しております。
(特許公開番号WO/2022/064819)
また分析には新間准教授と島津製作所が共同開発したイメージング質量顕微鏡「iMScope」を使用しています。

「質量分析イメージング」とは分子の質量を測り、どこにどれぐらいの成分が分布しているかを可視化する分析技術で、2002年にノーベル化学賞を受賞した”MALDI法”と呼ばれる技術を応用した分析方法です。
この精緻な分析技術を、大阪大学大学院の新間准教授と100年以上続く日本の理系老舗企業、島津製作所が共同開発したイメージング質量顕微鏡「iMScope」が実現。
このような先端技術の活用により、「髪の毛を送るだけで体の状態がわかる」という、ご利用者にとって簡単でシンプルな方法で、自分の健康状態がわかるようになったのです。

※毛髪分析は健康診断に代わるものではありません。
中性脂肪、血糖値の状態からリスク傾向を見るもので、体全体の健康状態を診断するものではなく医療行為には該当しません。

新間准教授が分析している様子がこちら。
毛髪の断面を露出させ、分析装置「iMScope」にかけています。

毛髪分析が気になってきた方。
公式サイトでも詳しく説明していますので、ぜひご覧くださいね。
▼wellreco「毛髪分析について」

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