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【退院後もスムーズな日常へ】鵜飼リハ病院でWHILLモビリティサービス導入。目的は近距離モビリティ利用訓練

WHILL社は2024年1月末、近距離モビリティWHILL(ウィル)の移動サービスを導入した鵜飼リハビリテーション病院(愛知県名古屋市、以下「鵜飼リハ病院」)で、PTOTさん向け勉強会を開催いたしました。


ウィルの移動サービスを採用する病院が続々と

実は最近、WHILLモビリティサービスを導入する病院が増えているんです。

本サービスは、時速6km以下で電動走行する安心設計と高いデザイン性を備えた近距離モビリティと、モビリティ管理システムを組み合わせたもの。保険やメンテナンスも完備しているので、安心便利に施設内で運用いただける法人向けサービスです。

病院に限ると、たとえば以下で採用されています!

  • 広島大学病院(広島県)

  • アマノリハビリテーション病院(広島県)

  • 鵜飼リハ病院(愛知県) 👈 今回の主役

目的や狙いは各病院によって少しずつ異なったりはしますが、主には患者さんにウィルを病院内で一時利用してもらうことで、院内での移動をサポートするとともに、リハビリ現場でのモビリティ利用の訓練を行うこと。

リハビリ時や日常生活に戻る前からウィルの操作や走行環境などに慣れておくことで、いざ退院した後も、介護保険レンタルや購入、WHILLモビリティサービスの導入施設等での一時レンタルを活用しながら、スムーズかつ自立的な生活を送ってもらうことが狙いです。

包括的な近距離移動サービスを通じ、医療現場において患者さんや医療スタッフさんをサポート

鵜飼リハビリテーション病院 概要

鵜飼リハ病院は愛知県名古屋市に位置し、2000年に開院。脳卒中等の急性期の治療を終えられた患者さんに回復期リハビリテーションを提供しています。障害を負われた患者さまにできる限りの回復と残された機能を使っての生活動作の再構築、そしてご自宅への退院を目的としており、この一環としてWHILLモビリティサービスを導入されました。

そもそものきっかけは、2023年11月に開催された広島リハビリテーション学会での「移動とリハビリの分離」に関するWHILL社のプレゼン。内容を聞いていただき、関心をお寄せいただいたご縁で、今回の導入に至りました。

院内では、退院後のQOLを維持・改善するためのリハビリ種目の一環として、近距離モビリティを日常生活の中で使えるようにする訓練を行うとのことです。

PTOTさん向けに事前勉強会を実施

ウィルの運用開始に先立ち、2024年1月30日(火)夕方に、PTさんOTさんなどのスタッフさん向けにウィルの勉強会を開催しました。

業務終わりの任意参加にもかかわらず、想定を上回る人数の方にご参加をいただきました!(当初、10人くらいと聞いていたので嬉しすぎます!😳)

熱心に聞いてくださいます。
  • WHILL社より「移動とリハビリの分離」という考え方のお伝え

  • ウィル製品特徴の説明

  • 介護保険レンタル利用に関する説明

  • 試乗体験

1時間弱という限られた時間でしたが、皆さん業務が終わられた後の忙しい時間の合間を縫って参加してくださいました。

外来でリハビリに来られる方がウィルを使っていて、それを見た患者さんから「使いたい」との要望を受ける中、スタッフさん自身は見たことがあっても実際に触れたり体験したりする機会もあまりなく、おすすめしづらかったとの声も。

今回の勉強会を通じて、小回りや段差乗り越え、安定感、操作のしやすさなどを体感いただけたのはとても良い機会だったと聞いています。

PTさんOTさん、言語聴覚士さんなど若手も増える中、皆さん思うことは病気や怪我により生活に支障をきたす身体機能の低下をいかにリハビリで回復させ、できる限り日常生活をスムーズに送ってもらえるようにサポートしてあげたいという気持ち。

患者さんのQOL維持・回復、退院後も自分の力で日々の生活を送れるようにするにはどうしたら良いかと日々考えられてリハビリの内容を考え、対応しているそうです。

「自分で何かをする/できる」が日々の生活を彩り豊かに

WHILL社では、ウィルを移動ツールとして、移動の体力を温存することで「出かけたい」「何かしたい」という気持ちを後押しするとともに、温存した体力をリハビリや出かけた先のアクション、日常生活で必要な動き、に有効活用?していただきたいと考えています。

誰かに頼ってしまう場合、つい遠慮をしてしまったり自信がなくなったりする方も多いといいます。そうなると、どんどん外出が億劫になり、気持ちも塞ぎ込んでしまいがち…。

賢くツールに頼りながら、できる限り自分でできることを増やし、より長く自立的に行動したり生活したりできるようにしていくことが大切です。
WHILL社では、ユーザー様のこうした変化をまとめた「WHILLカルテ」を発行しており、医療に従事する方々をはじめ、ウィルの利用を検討している方やそのご家族にもご参考いただいています。

退院後、スムーズかつ安心安全にウィルで移動してもらうために、病院内でのリハビリのプログラムの一環として近距離モビリティの利用訓練を行ってるんですよ。

医療・介護従事者様向けに情報発信中!ご自宅試乗も可能

WHILL社では、医療・介護に従事する方々(お医者様や作業療法士様、理学療法士様、ケアマネジャー様など)向けのウェブサイトもご用意し、ユーザー様の事例や専門家の声などを紹介しています。

人生100年時代において、いつまでも健康的かつ自立的に暮らし続けられる社会を目指し、WHILL社は医療・福祉・介護関係者さんと一緒に、これまでと違う目線や考え方、文化を形成していきたいと考えています。

WHILL社はこれからも、世界中でいつまでも元気に快適に暮らしていただける社会を目指して、日々活動に取り組んでまいります!

PTOTさん向けに勉強会、積極開催中🔥!興味がもしあればこちらもチェックです✅ 毎月7~8回のペースで実施しています。

介護保険制度をご利用希望の場合は、WHILL Model C2をご自宅で試乗することが可能です。ぜひこちらもご覧くださいね!

よければ以下もお読みください✨

・広島県で開催されたリハビリテーション学会

介護保険は適用されていないけれど気軽に試したい、そんな方は最寄りのウィル販売店を検索

ウィルはモビリティなので、自動車ディーラーなどでも試乗や購入ができます!

その数、全国で1,300店舗に広がります。ご自宅から行きやすい店舗をウィル公式HPより探すこともできます。

試乗をご希望の場合、店舗の混雑状況や試乗機体の手配準備などから、事前ご予約をお願いいたします。

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