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関東地方に春一番

ー開かれる花粉症との戦端

関東地方に春一番が吹き、花粉症との戦いが火蓋を切って落とされた。母親や奥さんは、すでにそう遠くない時期に戦いが始まることを予感していたので、いよいよ来たかといった感じだ。今後、しばらく見ることさえ、気の毒な状況が続くだろう。わずかに対策を講じているようだが、どうにか耐え抜いてもらいたい。

対策

気象庁の発表によると、昨日(5日)、関東地方に春一番が吹いたそうだ。統計史上最速だった昨年(2021年)に比べて29日遅いらしい。春一番はいずれ吹くのだから、早かろうと遅かろうとどっちでも良いが、花粉症に苦しむ期間が短ければ良い。

毎年、花粉症に苦しむ奥さんは、目の下から頬の辺りの肌がわずかに赤くなっており、近づく花粉症との戦いを予測していたらしい。先日、遠方にあるかかりつけの医者に行ってきたという。「今年も始まるわ」と、ゲンナリした表情を浮かべた。

「そうなのよ」ー。今年ももうすぐ花粉症の時期がやって来ると伝えると、母もこう相づちを打ちながら、もううんざりだといった様子だ。実家にある「花粉除けゴーグル」が活躍しそうだが、母はしばしばゴーグルをかけ忘れる。幾らか心配だ。

疑い

わが家では、母と奥さんのほかに花粉症はいない。父親、姉もその様子は見られない。ただ花粉症は、ある日突然、発症するとも聞く。そして、このところ、花粉症に苦しむ母や奥さんに似た症状が自分にも出てきたように感じることがたまにある。

「花粉症と認めたら負けだ」ー。そう自分に言い聞かせている。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=りす撮影の素材を基にりす作成)

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