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ミッションコンプリート

ー映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

先日、ジェームズ・キャメロン監督『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を見て、2023年1月におのれに課したミッションをようやくコンプリートした。話題のインド映画『RRR』とどちらを見るか最後まで悩んだが、最寄りの映画館の上映スケジュールが自分の予定に沿うため、アバターを選んだ。映像がとても綺麗でダイナミック。大きなスクリーンで見るにふさわしい。一緒に行った奥さんも大喜び。良い選択だったようだ。

関連リンク:「りすの独り言/悩みばかりが深くなるー初湯と映画鑑賞

すっかり"弱キャラ"

2月に持ち越した課題は2つ。初湯(銭湯)と映画鑑賞。初湯は年明けの1月2日に行けなかった以上、このタスクは事実上クリアできない。そのため、映画に行くことが残された唯一の課題だ。アバターは2月に入って上映終了が相次いでいて、終わる前に見られて良かった。

今回のアバターは2009年に上映された作品の続編。前作を見直さなかったため、前作からのストーリーのつながりを説明する最初の方のシーンは何が何だか分からなかったが、どうにか喰らいついて見た。全編を通じ、主人公のジェイクが前作に比べて随分"弱キャラ"になった感が否めない。

前作ではピンチに陥ることはあっても、最終的にはほぼ無双して終わる印象。だが、今回はどうにも頼りない。主人公の妻であるネイティリはもちろん、ジェイク家の養女・キリや次男・ロアクにまで助けられる始末。リーダーシップに富んだ英雄という印象がすっかり薄れたところが面白い。

次回作の予想

この作品でもう一つ印象に残ったところ。映像がとにかくリアルできれいだ。波打つ海や海中の様子はもはや本物さながらだし、海洋生物の動きがあまりにも自然で滑らか。度肝を抜かれた。サイエンスフィクション(SF)があまり得意ではない奥さんも、すっかりご満悦。「本当に映像がきれいだった」と、見終わってからしばらく余韻に浸っていたそうだ。1月に積み残した課題をクリアしたこともそうだが、奥さんが満足したことが嬉しい。

さて、アバターの次回作。山、海と来れば次は砂漠か!?

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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