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冷静な人たち

ー映画『トップガン・マーヴェリック』

映画『トップガン・マーヴェリック』を観て印象に残ったシーン。個人的には、戦闘機同士のドッグファイト(空中戦)だ。ジェットエンジンの音、コックピットに響くロックオンされたことを知らせるアラート音など、実に臨場感がある。こればかりは、さすがに映画館の音響でなければ堪能できない。こんなシーンは父親も好きなはずだ。そう思ってこの作品を勧めると、「暑くて映画館に出かける気にならない」と冷静な判断。

関連リンク:「興奮冷めやらずー映画『トップガン・マーヴェリック』」「『SO WAS RED』ー映画『ショーシャンクの空に』

十人十色

確かめたことはないが、映画の好みが父とよく似ていると思う。アクション系の作品は、幼少の頃、よく一緒に並んで観ていた記憶もある。だからこそ『トップガン・マーヴェリック』は気に入ると思っていたが、この殺人的な暑さの前に関心も湧かないようだ。

父と同じタイミングで母親にも勧めたが、母も「映画館が遠いからね」と大人な断り方。もっとも、母はこの手の系統の作品は、そもそも興味がないかもしれない。気が乗らない両親に無理強いし、途中で熱中症になられたら困るので、ここは残念ながら一時撤退だ。

奥さんが印象に残ったのは、老いを感じないトム・クルーズの容姿・肉体のようだ。特に劇中、ビーチでアメリカン・フットボールに興じるマーヴェリック(トム・クルーズ)の姿に「あの歳であのマッチョな身体はスゴイ」と、興奮気味に話していた。人の関心事は十人十色だ。

後の大物

この作品の前作になる『トップガン』。映画『ショーシャンクの空に』(1994年)に主演したティム・ロビンスが出演していたことを初めて知った。そのほか、若き日のヴァル・キルマーがいてメグ・ライアンらがいて。後に花咲く大物がたくさん出演していたんだとあらためて気付く。

『トップガン・マーヴェリック』も大物をたくさん輩出しそうだ。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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