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田園都市日記 in London⑨(2023/6/17)

今朝もウォーキングからスタートする一日。
往復すると7マイルを超えるので躊躇していた公園の西の端まで行くことに。

森の道をぬけて
小川に沿って林をすすみ
開けたはらっぱをこえて
公園の先の教会まで

公園を抜けて街にはいると道端に冒頭写真の鴨のメンズクラブと遭遇。きみたち、夏の繁殖期をこの地で過ごしてきたんだよね…あきらめてはだめ、来年もあるからね!
このあと帰り道はバスで。

今日はロンドンを拠点としてアンティークセンターを物色する最終日。これまで行き漏れていた北東方面のセンターをはしごしましたが、大漁とまではいえず。残る明日のアレクサンドラパレスマーケット、火、水曜日のアーディングレーマーケットに期待!

また、明日は民泊ホストが送別夕食会を開いてくれるというありがたいお話なので、ロンドン郊外のパブ巡りも今夜が最終日。少し歩いてパブクイーンズアームへ。

クイーンズアームって、日本ではちょっと理解しがたいがよくある店名

またまた英国パブらしい一品をと選んだのはチキン&マッシュルームパイ、ビールは英連邦オーストラリアのフォスターがあったのでチョイス、この旅では初のお目見えでした。通常規模のパブでは樽から直接サーブするエールが3種類、ラガーが3種類程度の品揃えだが、日本の居酒屋とちがって本当に店により選択肢はさまざま。英国産のカーリングでもヨーロッパブランドの一つ程度の位置づけで、おいていない店の方が遥かに多い。また今回の旅では非ヨーロッパの中ではアメリカブランドよりはアサヒの方が多かった!

オーストラリアのフォスター、この旅では初めてお目見え
チキン&マッシュルームパイ

パイは今回の旅で一番冷凍食感が伝わる一品。しかも御覧の通りの甘辛ソースの全部掛け。うーん、まずくはないが、全部同じ味付けに、せめてチップスにはかけて欲しくなかった…いっぽうフォスターには期待以上の旨みを感じました。

さて、少し混みあったパブのバーで前述の食事と飲み物を注文しようと順番待ちをしていた時、パイントビール片手の白人女性が話しかけてきました。
かなりの飲酒量か、高齢からかろれつが怪しくなってきていますが、伝えたいことはこういうことのようです。
「私の夫はこの冬に亡くなった。
 ウクライナ戦争が原因だ。
 ロシアのやり方は本当にひどい。
 英国の支援は十分でない。」
まずはご愁傷様と伝えたうえで、
「日本での報道では英国はウクライナ支援の急先鋒だ」
といったやり取りをしましたが、
ウクライナ戦争と英国人のご主人が亡くなった因果関係が結局よくわからず。余り深入り質問すると、話題が重いだけに下手な英語では地雷を踏む恐れも感じたので、適当に話を打ち切り自席へ移動しました。
パブは基本的にテーブルに座る前にバーの廻りで、こういった世間話を常連客間中心に楽しむ場所ですね。ウクライナ戦争もそのテーマに入るよう。

明日はこの旅、3箇所目のアンティークフェア、Alexandra Palace
Antiques & Collectors Fair、近いとはいえ8:30の開場前に余裕をもって到着しないと!と張り切っていたのですが、まさかあんなことになるとは…

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