夫婦喧嘩 したくなかった なんて嘘 ハートの叫び たまには出そう
「うちは夫婦喧嘩したことがないなぁ」
「喧嘩するより自分で自分の機嫌を取ってしまう方がラク」
…と、友人、知人の口から聞いたことがあります。
我が家は、言い合いがたまにあります。
馬鹿なことで口喧嘩をします。
プンプンと怒って、自分の仕事部屋にこもるとき、デジャブの波のように、ああ、また同じことをしているなぁと感じます。
でね、気が付いたのですが。
相手(夫)に対して怒っているようでいて、そもそもが、私が、あるいは相手(夫)が、そろそろ怒りたいタイミングだった、というのもあると思うんです。
肩がバリバリだなぁ、プールで泳いでくるか。
なんか、体が重い。軽く走ってくるか。
とか、そんなことに近いのかもしれないです。
少しずつ無理と我慢が重なってきてぎゅーぎゅーになっているハートが、「こっちを向け! 少しかまってくれ!」と言っていて、そのハートの持ち主が、それに気づいた時の対処方法を間違えて、「怒りで開放されてみっか?」とハートに働きかけてしまったエラーのようなものかな、と思うんです。
相手がどうしたとか、何を言ったとか、割と大したことなくて、ただのスイッチみたいになっているのか、と。
怒っている間は、妙にワクワクするからね。
でも、その後は、やっぱりどよーんと暗くなりますが。
宇宙というか、あの世というか、そんな場所には、巨大なデータベース(?)というかレコード(?)のようなものがあって、日頃に発した嫌な言葉や、ちょっとしたいらつきや、悪態や、悪い考えや言葉や、そうしたものが一つ一つ格納されていくんだそうです。死んで魂だけになったときに、その数を見せつけられるのだ、と。
……やばい。
まあ、やっちゃったものは仕方ない。
では、喧嘩をしなかったらどうだろう。
ハートは、その方が望ましいと判断してくれただろうか。
「なんだとー!」と言っている間、ハートは少しきゃぴきゃぴとはしてくれなかったか。
そんなわけないでしょう、とハートがむっとしたら、私はただの怒りんぼのおばちゃんやん。
……やばい。
私は、人間ができてないなぁ。
ま、いいや。
今日、自分のハートについて1回も意識してみなかったというよりは、ほんのちょっと、いいや。
元保護犬であった愛犬がシニアとなりお空組となりました。まだまださびしい毎日ですが、これからも保護犬たちが幸せをつかめるように何らかの行動は続けたいと思います。愛ある作品も素人ながら作ってまいりたいと思っています。 お茶一杯分ほどでもサポートをいただけたら心から嬉しいです!