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網膜色素変性症と戦う方法

有効とされる対策をあげます。

1 ビタミン剤
 進行を5%程度遅らせたデータがあります。
 病院で処方されますが、同じものが市販されています。
 医療保険適用なので、病院でもらった方が割安です。
 診察代はかかりますけど。

2 アダプチノール
 暗順応をほんの少し改善する薬です。
 専用の治療薬として、初めて出てきた薬ですが、根本的な治療にはなりません。
 アダプチノールは、他の目的で昔から使われていた薬です。

3 代謝療法
 これが最も有効でした。
 視野が劇的に明るくなったり、夜見え方が改善したこともありました。
 ア 運動
  ジョギングが有効であることは、ずっと言われていました。
  眼精疲労を改善し、視野の歪みなどもある程度改善します。
  有酸素運動が良いようです。
  筋力トレーニングも、成長ホルモンを分泌させ、傷ついた細胞を再生するので有効といわれています。
 イ お茶などで新陳代謝を促進する
  さまざまなお茶を試しました。
  最近話題の「免疫アシスト生茶」が一番効きました。
  視野が倍くらいになった印象です。

4 消炎剤(消炎鎮痛成分など)
 これも有効性がある程度証明されていますが、副作用がありますのでご注意を。
 イブプロフェンなどが含まれた、風邪薬でも効果を実感できます。

 網膜色素上皮が石灰化したように、白くなり、血流も阻害されていきます。視細胞は、夜メンテナンスする機能が備わっているので、新陳代謝を促進することで、ある程度の回復がみられることがあります。
 最も改善を実感できたのは3のイの方法でした。薬はあまり効いた感じがしません。
 指定難病ですので、認定制度があります。
 障碍者手帳取得に伴う、補助制度は、自治体によって異なるようです。
 病院へかかっても、大学病院を紹介され、検査を勧められるのが現状です。
 治療法の研究は、基礎研究の第一線で行われています。
 難病の患者さんは、心情に寄り添ってもらうことよりも、適切な支援を望みます。
「がんばってください」
 はやめてもらいたい、と思うものではないでしょうか。
 普通の生活がしたいだけですから。

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