薄々は気づいてるの
自分で自分の居場所を削ってるって

許したふりでもすれば
そのうちこんな感情もカラカラに乾いて
砂の上の足跡みたいに馴染んで
分からなくなるのかもしれないけどね

そうすれば許せない自分を責めることもない
『シアワセモドキ』な時間が送れる
あくまでも『モドキ』ね、、、

でもそんなに器用じゃないのがまたダメだよね

色んなことを天秤にかけて選んだ今も
夜になると窒息しそうになるのは
打算的に其処にいることを選んだ自分のせい

向こう側に行けないのは初めから知ってたわけで
このまま眠りに堕ちて目覚めたら
なんだかわかんないパラレルワールドならいいのに
とか、くだらないことを考えてみたりして
自分だけすっぽり消えられないかな…とかね

あっちにもこっちにも行けなくて
ふわふわ漂ってる様は
あの子の手から離れた風船みたい

なりたい未来はあるのよ
ただ、叶わない未来でもあるの

それを分かってるくせに捨てられないから
無駄な負の感情が生まれるの…知ってるのにね

とかってこんなことばかり思いながら
ぐるぐる ぐるぐる
夜の時間を回遊してる