メール占いサイトは消えるか、残るか
答えからお話すると消えません。
メール占いサイトは2024年も消えることなく、これから先も残り続けていくと思います。
最近は様々なニュースが出ています。
・性被害
・毒親
・SNSでの中傷から自殺
・インプレッション、再生回数稼ぎ
急激にメディアを賑わせるようになっています。
事実か偽りかを私はここで論じませんし意見を語るつもりもありません。
ただ、
現代社会は大きく変わってきているということは間違いありません。
SNSはより進化を遂げて社会の流れも急速に進みます。
時代が発展する流れでAIも生まれこれまで人間が行ってきたものをAIで作れるようになる時代になり、インターネットが生活基盤であり生活の中心となる人達も飛躍的に増えました。
とても便利な世の中になっていると思います。
自宅から一歩も出ず生活も出来るようになりました。
注文した品物が数時間後に届く。
男女の出会いもインターネットで出来ます。
何かを学ぶ際もインターネット、オンラインで出来ます。
仕事もリモートワークで自宅で出来ます。
とにかく便利になってきた実感はあります。
しかし、
とても便利な世の中になってきたからこそ生まれてきた問題があります。
それは、
コミュニケーション能力
年代問わずこちらは急速に変わっており、時代に乗れない、人付き合いが上手くできない方々が増えてるように思います。
この数年で感じていましたが、その理由こそメール占いサイトにありました。
ユーザー(利用者)の性質が変わってることに気付いたからです。
私は小規模のメール占いサイトで業務を行ってきた経験からお話をしていますが、
元々スタートした当時のユーザー(利用者)は抱えるお悩みをかなり深くまで自らお話されていました。
例えば、
・好きな人に振られた
・不倫の悩み
・浮気された
・望まない妊娠
・片思い
・二股
こういった悩みを抱えられた方々は出会いから現在に至るまで詳細にお話されて、かなりの長文でお悩み相談をされていました。
しかし、
いつしか短文での相談内容が急増します。
それは『何か』。
line
これの登場がとても大きいです。
メッセージツールとして簡単にやり取り出来るlineの登場で言葉を長く話すのではなく短絡的に端折って会話することが日常的でありブームとなっていきました。
その影響でメール占いサイトでの悩み相談も短文が急増しました。
lineが悪い
短文相談が悪い
こういったことをお話するのではありません。
自己表現の劣化
こちらが顕著に出ていることを感じます。
言葉を発し理解する能力が劣化し欠落してるので激情する方々が急激に増えているように感じます。
・人付き合いが出来ない
・会話理解力が低い
・相手へ伝える力が低い
こういったことをメール占いサイトでの相談内容から感じ取っており、悩み相談を受け聞き深く掘り下げると日常生活での孤独感や孤立。
社会適合できずコミュニケーションの取り方が分からない。という方が多かった印象があります。
短文で会話するから相手が本当のところどう思ってるのか分からない、気になってしまう。
↓
気になるとメンタル疲れが出てしまう。
↓
1人の時間が増える。
↓
人付き合いを避ける。
↓
人と話す時に何を話せばいいか分からない。
↓
はい、いいえ程度しか言えない。
このような悪循環に陥ってる人達がとても多く、ユーザー(利用者)が急増した時期もありました。
・悩みを抱えてるけど誰にも言えない。
・どう話せばいいかわからない
・相談する場所が分からない
こういった孤立化からメール占いサイトに登録する流れはある意味、自然な流れともいえますが最近の世の中の流れからまた急増してるように思います。
悩む人、孤立してる人
こういった人がいる以上はメール占いサイトが無くなることはないのです。
ですので私はメール占いサイトは無くならないと考えています。
そして、
孤立感、孤独を持つ人が唯一コミュニケーション取れる場所が占いサイトになった瞬間
占いサイトに依存するのです。
そして、占いサイトはポイント課金を進めていくのです。
気が付くと100万、200万のポイント課金をしてしまった。という後悔にも繋がるのです。
メール占いサイト利用は止めるべき。と言いません。
しかし、ポイント課金してるのであれば私のお話を読んだ今ここで一度、立ち止まるり考えていただければ幸いです。
悩み相談場所はメール占いサイトだけではありません。
これも覚えて欲しいと思います。
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