体にいいイメージが強いトクホ（特定保健用）飲料。
科学的根拠があることから安心して手に取れるが、「思わぬ落とし穴が存在する」と河村さんは警笛を鳴らしています。

1つ目は、実験の対象者が高度肥満者であること。
つまり普通～軽度肥満の人が飲み続けても劇的な変化が見られる可能性は低い。

トクホを飲み続けているからと安心して運動量を減らしたり、高カロリーの食事をとるのはなおさら危険である。

2つ目は、「脂肪を分解する」というワードに惑わされがちということ。
安静時でも人の体は脂肪を常に分解している。

それが脂肪に戻ってしまうのは、単に使っていないからです。
大切なのは印籠で脂肪を分解させることよりも、運動で脂肪をエネルギーに変換すること。

分解を高めても減量には直結しないのです。

トクホを飲むなら運動もセットで。
短期でやめずに継続することも大切です。