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最後の最後は、じぶんでなんとかするしかない。(小林賢太郎さんの『僕がコントや演劇のために考えていること 』を読んで)

ラーメンズの小林賢太郎さんの本を読んだ。どこにも所属せず、マイウェイを進む小林さん。そのスタイルがどのような試行錯誤の上で作られたのか、この本には綴られている。

その中でも、自分が印象的だった文章を紹介したい。

つくり方をつくる  僕は劇団に所属したことがありません。お笑いの学校を出たわけでもありません。師匠もいませんし教科書もありませんでしたから、自分でなんとかするしかありません

”教科書もないから、自分でなんとかするしかない”

社会で生きていく中で、受け入れがたい理不尽や、不条理なことが日常茶飯事。そんなときに、”あの人がわるい”とか”時代がわるい”とか、言い訳することは簡単。それで、自分の気持ちが和らぐかもしれない。

けれども、根本的な問題は”自分でなんとかする”という決意でしか解決しない。(あくまで経験則だけれど)

その”自分が当事者であること”から目を背け、”自分でなんとかする”という心構えを持たない限り、生きていくことは受け身で終わってしまうかもしれない。


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