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青写真 #シロクマ文芸部 【今日の短歌】【詩のようなもの】


青写真子どもの頃に考えた未来の自分見る影もない


青写真
子どもの頃に
考えた
未来の自分
見る影も無い

大人って
もっと何でも
できるって
子どもの頃は
思っていたな

挫折とか
諦めたこと
あったけど
楽しいことも
そこそこあった

今だから
子どものように
描いてみよう
もっと自由に
青写真



こんにちは。羽根宮です。
小牧幸助さんの「シロクマ文芸部」に参加しました。
お題は「青写真」から始まる小説・詩歌・エッセイです。

なんか、最初と最後で矛盾してしまうかもしれないのですが。

子どもの頃から「○○しなければならない」「○○してはならない」「○○するべき」「○○しないべき」と、父親に言い聞かされて育ちました。
物事の根底は白か黒、正しいか正しくないか。
そんな環境だったので、長いことそういう「偏った」完璧を求めていました。
だから子どもの頃は、思い描く限りの完璧な人になりたいと思っていました。そうでなければならないと思っていました。

でも、色々ありまして。
心理学系の本を読んだり、哲学系の本を読んだり、カウンセリングを受けたりして呪縛が解けました。
考え方の癖としては抜け切れていないかもしれないですが、気持ちが楽になりました。
その結果、全然完璧じゃ無いし、きっと世間的に見たら一般的じゃないんですけど、まあそれでも良いかと思いながら過ごしています。

それを踏まえて、最後の「子どものように」というのは、本当に自由な子どものようにという意味でした。
ただ、伝わらないかもと思ってしまった。

……あと、必ずしも子どもが自由とは限らないかもしれない。


今までにシロクマ文芸部に参加したものはこちら


今までの短歌などはこちら


読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。

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