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声かけの大切さ

義経(ぎけい)軍歌に、『大将は人に言葉をかけよ。』とあり。(中略)とかく一言が大事のものなり。(『葉隠』聞書第一より)

『葉隠』 とは 江戸時代初期、佐賀藩士の山本常朝が 語っていたものをまとめたものだ。

一般的に 会社の管理職の研修でも よく推奨されること
 声かけ
社内のコミュニケーションを活性化させるために 活用することを
勧めるのだが・・・
なんと、義経の時代(鎌倉時代)から言われていたこととは・・・
改めて 感動すらする

先日私も、声かけの大事さをを感じた出来事がある
仕事上の 意見の食い違いで 会議の中
「伝えていた」「伝わっていない」等 もめた
私も、何が起こっているのかわからず
こんな簡単なことで食い違いが起こってしまうことに
躍起になってしまったところもあるが・・・
小さな波紋を作ってしまった。

会議はそのまま終わったが・・・ 気まずさだけが残る
だけどその後、偶然同じエレベーターに乗り合わせた

一瞬、気まずい・・・と思ったが
声をかけてみた たわいのない、季節の話と
「忙しいと、わけわかんなくなりますよね」というと、
相手も 笑いながら 話しかけてきた
「腕時計、素敵ですね」と
気まずかった空気が和らいだ

あのまま、声をかけ、会話もしないまま、状況の詮索をしていると
沼にはまる
いやな空気のまま、過ごし続けることになる

声をかけて 確認し合うということは
鎌倉幕府の時代から 
集団で仕事をする際の、大切なことなのだ


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