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文章の才能いらずの書き方を解説した本が2023年10月23日に発売:新刊紹介

いつもお世話になっております!

Webライティング大学校です。

今月はWebライティングの質を高めるのに役立ちそうな新刊が見つかったので、ご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは『日本人のための「書く」全技術【極み】』です。才能いらずで必ず書ける人になるというフレーズを見かけて気になりました。

早速、新刊の概要についてお伝えします。新刊の発売に伴い、Webライティング大学校として、誰でも試せる文章の品質を高める書き方を解説してみました。ぜひnoteの書き方やWebライターの仕事で試してみてください!

※「新刊紹介」のコーナーは、購入した書籍を読了してレビューする記事ではありません。販売ページからわかる範囲で私自身の主観に基づき発売前の書籍を紹介しております。

※Webライティング大学校はAmazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得るプログラムに参加しています


文章の才能いらずの書き方が学べる本!『日本人のための「書く」全技術【極み】』の概要

真似するだけで誰でも文章がうまくなるというロジカルな書き方がわかる本です。2023年10月23日に発売されます。

著者は、株式会社文道で代表取締役を務める藤吉豊 氏と、同社で取締役を務める小川真理子さん(※)です。

過去に『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。(20万部突破)』を執筆なさっており、今回は自らの執筆メソッドを公開するとのことで期待が高まります。

企画や構成、推敲など、書くことに関するプロセスについて幅広く触れた内容です。上手な文章の定義をはじめ、ロジカルな文章を書くための型を解説。有名なPREP法以外にも、逆三角形型や箇条書き型、論文型なども登場するので、執筆の幅も広がるでしょう。

そのほか、文章力を伸ばすコツや、独自性がある文章を書くポイント、わかりやすさを視覚的に補強する方法なども学べます。

文才がないからWebライティングを諦めてしまった方や、「何が言いたいの?」とよく言われてしまいがちな方は、本書で文章の書き方を学んでみてはいかがでしょう。

※プロフィール情報は2021年1月8日に発売された『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の販売ページを参照。

誰でも簡単に文章の品質を高められる書き方

誰でも簡単に文章の品質を高められる書き方として、「指示語をなるべく使わない」ことが挙げられます。

指示語の意味は下記の通りです。

「これ・その・あんな・どう」などのように、何かをさししめすはたらきを持つことば。

引用:三省堂国語辞典 第八版【小型版】p620

指示語とは、何かをさししめすときに使う言葉で、Webライティングでよく使いがちな例として「それ」が挙げられます。

「それ」を使うと、読者はいちいち何を示しているのか、頭の中で変換しなければなりません。あらかじめ、何をさししめしているのか明らかにしたほうがわかりやすいですし、読者の認識間違いも防げます。

私が自分の記事を公開前に推敲した例がありますので、改善前と改善後の文を共有しますね。

~改善前~

私はWebライターとしてテレワークをしています。駆け出しのころにWebカメラカバーが役立ったので、今回はそれをご紹介したいと思います。

~改善後~

私はWebライターとしてテレワークをしています。駆け出しのころにWebカメラカバーが役立ったので、今回はおすすめ商品をご紹介したいと思います。


改善前の文では「それ」を使っていたのですが、最終的に「おすすめ商品」に変換しました。

「それ=Webカメラカバー」「それ=おすすめ商品」と認識するのでは、意味が大きく異なりますよね。

ライターの仕事をするとき、発注者がマニュアルで指示語の使用を禁止するケースも少なくありません

あとで修正を指示されるのも厄介なので、Webライターとして執筆するときは安易に指示語を使わないのが無難です。

まとめ

真似するだけで誰でも文章がうまくなるというロジカル文章術の指南書をご紹介しました。

文章の品質を高める書き方は一つでも多く知っておいて損はありません。私自身も新たな技を吸収し続け、Webライターの仕事やnoteの執筆に活かしていきたいと思います。

なお、Webライティング大学校では、過去に文章の品質を高める方法として「1文の文字数を30文字から60文字程度で執筆する」ことを推奨しました。

今回紹介した書籍でも「1文を60文字以内にする理由」について触れられているようです。

本書でどのような理由が明かされるのか気になるところですが、やはり1文の文字数は多くならないほうがよさそうですね。

1文を60文字以内にする理由が気になった方は、ぜひ同書の内容または、Webライティング大学校の過去記事もチェックしてみてください。

また文章術に関する新刊が見つかったらご紹介いたします。今後ともWebライティング大学校を何卒よろしくお願いいたします!



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