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探して、見つけて

何かを書きたいのに、書くことがみつからないまま夜になって、最近ほとんどの夜がそういう感じで、何かを書き続けることが難しいなと感じるのは、ぼくが何かを書き続けたいと思っているからで。

レイモンド・チャンドラーの小説は「ロング・グッドバイ」「大いなる眠り」「さよなら、愛しい人」を続けて読んで、「高い窓」を次に読もうと、通勤鞄に本を入れておいたが、どうも読む気になれず、これは文字を読むことに疲れているのかも知れないと。

昨夜から、記事にすることを前提としないタイピングを再び始めていて、内容は描写的なことではなく、感情的なことを中心に全て文字化する感じでひたすらにタイピングして、自分のなかに隠し持っているドロドロしたものを引き出すのは、あまり気持ちの良いものではないが、内面を書く作業は一定必要だと思っていて、寝た子を起こしてしまうような時もあるが、それはそれで必要な作業だと思っている。

書くことが見つからない時に手に取るカードの束は、思いついたキーワードを書き込んである50枚ほどのカードで、それぞれのカードの左上に小さく言葉が書き込んである。何か書きたい時に、束から1枚のカードを引いて、キーワードについてボールペンでカードに書き込む。

久しぶりにカードを引いてみた。

古本屋
古本屋に入るのはたぶん好きだけど、積んである本に圧倒されてしまうことしばしば。ある作家の本を探す目的で古本屋に入り、本が見つかった時はとても嬉しいけど、店を出てふとAmazonで調べると文庫本で安く出版されていたりして、全く下調べがなっていない時もある。目的なく古本屋に入ると、いろいろな本棚を端から端まで眺めて、結局何も買わずに店を出ることが多い。古本屋の店先に置いてある100円均一のカゴの中には、大した本は置いていないのに、ついつい覗いてしまって、カゴの中を吟味していると、近所のおじさんがカゴに寄ってきて、二人で宝物を探すようにカゴの中を吟味するが、探しても探しても宝物は見つからないとか。

今日はこんな感じで。

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