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イノベーションの流れについていくためには?

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最近、刺激になるような講義を受け、その中で9プリンシプルズというイノベーションについていくための行動指針が紹介されていて勉強になりました。
提唱者は伊藤さんという元MITメディアラボ所長の方です。

MITメディアラボとは、人間とコンピューターの協調などの研究を様々な財団からの支援を得ながら、研究しているそうです。

■9プリンシプルズとは?

本題のイノベーションについていくための、9プリンシプルズについて紹介します。

9プリンシプルズ
1,権威より創発
2,プッシュよりプル
3,地図よりコンパス
4,安全よりリスク
5,従うより不服従
6,理論より実践
7,能力より多様性
8,強さより回復力
9,モノよりシステム

この中で特に心に残ったプリンシプルを紹介します。

✅地図よりコンパス
今の時代は先のことは分からないことがほとんどで、考えているうちに取り残されてしまいます。
なので、大事なのは大雑把な方向性で動くということです。

昔のように高いコストをかけて完璧な地図を作るよりは、方向だけを定めるコンパスを重視することで、別の道を探究したり、回り道を有効に使ったり、予想外の宝物を見つけることができます。

✅安全よりリスク
昔と今では同じことにかけるコストがオンライン化などにより、圧倒的に安くなっています。
つまり、リスクを取りやすくなったのです。

そこで、損失を減らそうとするよりも、勝ちを増幅するためにチャレンジした方がお得ではないかということです。
挑戦を前提に何がリスクで、確率はどの程度なのかを把握することが重要です。

✅モノよりシステム
単純な製品ではなく、もっと広い社会的な影響を考えなければなりません。
責任あるイノベーションは、速度と効率化以上のものを必要とします。
顧客の体験から出発して、そこから技術に遡るという順序が大切です。
この順番を間違えると、自分勝手なものになってしまいます。

■自分たちの仕事に置き換えてみる

これらのプリンシパルズは自分たちの仕事に置き換えることができます。
どんな業界にいたとしても、テクノロジーによって昔と今では状況が変わっていて、その時代に適応していかなければなりません。

世の中がオンラインで何でも進むようになった現代の変化の速さは加速することはあっても、しばらくは遅くなることはないはずです。

完全なる新規のビジネスだけでなく、既存ビジネスでも紹介した考え方を踏襲すると、今までと違う結果になり、そこから新しいビジネスが生まれるかもしれません。

■まとめ

考え方が大事だと思ったので、今回紹介をしました。
昨日も書きましたが、大企業に勤めていても、こうやってベンチャー企業の考え方を身につけていかないと時代から置いていかれると思っています。

今後も少しずつアップデートしていくので、応援よろしくお願いします!

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