アメリカの精子バンクで働いてます|厳しいドナー選抜
こんにちは😊
私はアメリカのスパームバンク(精子バンク)で臨床検査技師として働いています。
精子バンクというのは、自分からシングルマザーになるという決断をし子供が欲しい人や、レズビアンのカップルで子供が欲しい人に男性ドナーの精子を提供する機関です。
私はそこでサンプルの精子カウント、運動率の計算、精子の形などの検査をして、細菌や白血球などのいらないものを精液から取り除き、運動率と形が良い(要するにいい精子)を凍結します。
凍結された精子は女性が使いたい時に解凍され、シリンジなどにより女性の体内に注入されます。
ドナーを選ぶ際の判断はマネージャーが下しますが、かなり辛辣で沼沼しいです。
会ったときに体臭が臭かったから落とされている人もいました。。
なぜなら、同じお金を払うならハイクオリティーな人の遺伝子を残したいですよね😇
商品と同じです。お店にいてわざわざボロボロのものを買う人はいないと思います。
どうせ子供を産むなら顔と頭が良い人の遺伝子が欲しいわけです。
例えば、
アジア人のドナーの精子が欲しい人がいます。
チョイスは2人います。
顔はまあまあだけど物凄く頭が良くてマイクロソフトでエンジニアをしている30歳
ニートで実家暮らしの25歳
だったとしたら大抵の人は1の人の精子欲しがるはず。
ニートの人や実家暮らしの方を否定しているわけではないですが、合コンでもハイスペの人が一番人気になりますよね💭
それと同じで遺伝子を残すならハイスペの人の方がよく売れるのでドナーの選抜も過酷です😓
でも頭と顔が良くても精子のクオリティーが悪いとドナーになれる確率は下がります。よっぽどお金持ちか、ずば抜けて頭が良い人でないとドナーになれる確率はほぼ0です。
たまにこの人、性格も微妙だし見た目もカッコ良くないのになんでドナーなんだって人がいますが(ごめんなさい、、)そういう人は仕事が凄い人が多いです。
要するにドナーになれる人はエリート遺伝子を持っています。
また一回で妊娠する人は少ないので継続的に精子を提供できる人でないとドナーにはなれません。
20代前半の生殖機能が高い女性が完璧なタイミングでセックスしても妊娠できる可能性は20-30%と言われています。
人間は妊娠しにくい生き物です。
せっかく女性の方が時間をかけて理想のドナーを見つけても、精子の供給がすぐに切れてしまうようでは意味がないんです😢
大体2年くらいドナーは精子を提供します。
また1週間に2、3回、一回のドネーションにつき100ドルほどもらえるので、特に大学生の間では良いバイトとして知られています。
かなり辛辣なアメリカの精子ドナーのお話でした🫥
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