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『パフェが一番エラい。』斧屋


推しのおひなさんが紹介していて
タイトルも表紙もバツグン過ぎる!
とポチッた本。

パフェと聞いて一番に思い出すのは
父が作ってくれたチョコバナナパフェだ。

私がまだ幼い頃(幼稚園か小学校にあがったくらいの頃だったかな)
父は喫茶店でコックさんをしていた。
何を思ったか当時 
私は「お父さんに会いに行こう!」
と思い立ち(毎日会ってるけど)
1人で父が働く喫茶店に向かった。
大人の足で家から徒歩20分くらいの
場所にあった喫茶店。
大した距離ではないけど
幼い私には大冒険だった。
「お父さんに会いに来た!」と言うと
(毎日会ってるけど)
父は驚いていたけどすごく嬉しそうだった。
「よく1人で来れたね」と
私を席に案内し出してくれたのが
チョコバナナパフェだった。
パフェは幸せの象徴だ。

テレビや雑誌で旬のフルーツが
存分に使われたパフェが2000円とか
3000円っていうのを見ると
高っ!と思っていたけど
斧屋さんは
「食べ物だと思うと高いが
パフェは食べ物ではない。映画や舞台やコンサートを観る気持で食べてみよう」
というようなことが書かれていて
試しにそんな気持でフルーツ盛り盛りの
パフェを食べに行ってみようかななどと思った。

全編を通して斧屋さんの圧… 
いや 愛がすごい1冊。

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