見出し画像

どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う

「どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う。」

日本の映画監督 小津安二郎氏の名言です。


2,3年前、頻繁にSNSを更新しておりました。

自分のブログを更新した旨をSNSで発信しておりました。

アクセス数などを増やすために、色々なことをやっていた時期でした。


そのころは、色々なテクニックを身に付けたいという気持ちから、即効性のありそうなタイトルの書籍を読み漁っていた時期でもあります。

色々なことを試していたころを懐かしく感じます。


最近は、「自分でやると決めたことを継続する」ことに意識を集中させております。

リアクションなどは、特に気にすることなく、マイペースではありますが、続けることを意識しております。


考えてみたら、SNSは閲覧する機会が減少しました。

書籍も、本質的なことが書かれたものを読むようになりました。

それ以上に、テレビを見ることが少なくなってきております。


流行に従うという気持ちが薄れてきているような気がしておりますが。。。


SNSを見ていると、沢山の広告が表示される。

自分に興味がありそうなものを抽出されているのだと思うが、どの広告も同じように見えてしまう。


「資料の無料ダウンロード」でユーザを引き付け、個人情報の入力を促す。

一度登録をすると、「見込み客」として扱われ、メルマガなどが届くようになる。

いずれにしても、企業のサービス、商品を購入してもらうことを目的に、資料を「無料」で提供している。

が、実際は、「無料」ではなく、「個人情報」と引き換えに行っている故、「有料」なのかもしれない。


どの企業も同じような流れで、顧客獲得を試みている。

この一連の流れは、いわゆる「流行」と考えて良いのではないだろうか。

逆に、この流れ以外での試みは、機能しないのかもしれない。


逆説的に、このプロセスが、「流行」によるものなのであれば、このプロセスは、「どうでもよいこと」なのだろうか。

「顧客獲得」のための試行錯誤は、とても重要なことのように考えているが、どうなのだろう。


他にも、沢山ある。

プレスリリースも同じような気がする。

書き方を教えてくれるサイトも沢山存在している。

どのサイトも、同じようなことを言っているような気がするが。


「流行」という要素を取り入れることは、大切なのだと思うが、「道徳」や「自分」に従ってのアプローチがないかを模索している。

「差別化」を考える上でも、有効なアプローチであると考える。


この名言により、自分のしていることを「重大なこと」として捉えるために、「流行」ではなく、「道徳」、「自分」に従うように意識して行こうと思わされた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?