Kenta Yahagi

広告代理店で働きながら、東横線沿いの古民家をセルフリノベーションして、住居兼小商いの場…

Kenta Yahagi

広告代理店で働きながら、東横線沿いの古民家をセルフリノベーションして、住居兼小商いの場を運営するヒト。メガネでヒゲで一児の父。https://okuru.yokohama

マガジン

  • 明るい根暗の日々の雑感

    思ったことを麦酒がぶ飲みしながら綴る。

最近の記事

okuruの終わりに。

FBやインスタではすでに告知しましたが、暮らしをクラフトするセカンドリビングこと、綱島のokuruは2020/9月を持って「撤収」します。 なぜ撤収するのか、その背景やそこにある葛藤、反省点などは1つの「コトの終わり」の例として誰かの為になりそうなので、すべてが終わってから書こうかなぁと思ってますが、ここで書きたいのは別のことです。 まずやめることになって、様々な方からご連絡いただけるほどに気にかけてもらっていたことのがとても嬉しかったです。 当人である僕としてはoku

    • IDOBATA mtg. #02 ばぁちゃんの定義

      okuruのゆるい聴きもの、 IDOBATA mtg第二回。 https://youtu.be/TW3S-CxbgYA 今回はばあちゃんの定義と題して、 何気なく使うばぁちゃんという言葉をDigりました。 聴き流す程度に聴いてみてください。

      • IDOBATA mtg#01 耳のしわを科学しない

        さて以前の記事で書いたとおり、聴きもの、はじめました。 IDOBATA mtg#01 耳のしわを科学しないhttps://youtu.be/8GIKOwSbAks ※この聴きものは終始ゆるい雰囲気を保っており、まじめに聞くというより、聞き流してもらうことを前提に作ってます。 IDOBATA mtgと名付けました。 基本的にはタメにならないコトをマジメに話している井戸端会議のような内容を、ネットに垂れ流すようなつもりで作っていきます。 なんというか自分自身、メディア側か

        • きかくしゃの、のうみそ(俯瞰編)

          前記事の「きかくしゃの、のうみそ」では、okuruのことを題材にどんなことを考えて、場を運営しているかを書きました。 https://note.mu/yahagikenta/n/n8227656e8671 今回は「俯瞰編」と題して、時間軸を少し広げ、okuruをはじめる前に取り組んできたことからokuruという今の場にどうやって繋がっていくのかという、企画の脳味噌をご紹介します。 こちらの記事のキーワードは「失敗」です。 ゼロベースからモノゴトをはじめるというのは容易くな

        okuruの終わりに。

        マガジン

        • 明るい根暗の日々の雑感
          1本

        記事

          きかくしゃの、のうみそ。

          今回は仕事でもokuruでも企画系のコトをしている私の脳味噌を公開します。 つまり、 どういう考えに基づいて、 どういうコンセプトを立て、 どういう企画に落としているか、 という企画者の頭の中を公開する記事です。 とはいえ何か題材があると書きやすいので、 okuruの立ち上げ当時から今に至るまでのイベントを振り返る形で公開しようと思います。 okuruの立ち上げ期(セルフリノベ中)2016/2 - 8です。 この頃はとにかく決められた期間で、人もお金も何とか工面しな

          きかくしゃの、のうみそ。

          「聴きもの」がクるんじゃないか。

          トップの画像は我が息子がひたすらに、あざとかわいかったので親バカということで載せた次第。 今回はラジオの復権というか、聴きものっていいよなぁと思ってたのをなぜか考えてみたのと後半はokuruの告知です。 少し前からamazonがだしたaudibleじゃないけど、聴きものって改めて良いなぁと思ってて。自分自身も学生の時は受験勉強の最中、FM Northwaveを楽しみにしてて、社会人になってからもTBSラジオはon timeというよりは、配信で聴いてたりしました(Lifeと

          「聴きもの」がクるんじゃないか。

          クラフト〇〇の備長炭感。

          okuruのコンセプトワードである「暮らしクラフト」。これ自体は自分のアタマから捻り出てきた言葉である。 が、ちょっと世の中を見てみると、 他にもクラフトビールが以前よりも盛り上がってる様子やクラフトボスが好評だったりと、この「クラフト」という概念がタピオカ的なバズ的な要素よりもロングテールでコアなファンに根付いているのでは?と感じたのが今日の記事の着想の起点。 身の回りの感覚から帰納的な発想で考えていくため、一般論を代表するものとならないことは事前に書き記しておく。

          クラフト〇〇の備長炭感。

          暮らしの中のクラフト感

          前略、3年経ちましたさてさて、横浜は綱島にあるセカンドリビングことokuruも3年間経ち、それはつまり同時にぼくの二拠点生活ライフも3年間経過したことになる。 この3年という歳月の中でぼくは、転職、離婚、再婚、そしてお父さんになった。 当然、一緒にいる人や日々のスケジュールもめまぐるしく変わった3年間だった。 離婚の前後や、仕事でくやしくて涙を流したり、つらいことも沢山あった。 それでも変わらず、前を向いて元気でいれるのは、このokuruという居場所、そしてそこで紡がれ

          暮らしの中のクラフト感

          「暇」っていいじゃん、ていう話

          忙しいのと暇なの、どっちが良いコト?はいこの質問。 なんとなくですが勤勉な日本人、 忙しいのが良いって美徳感ありませんか? たとえば、 寝てない自慢とか。 仕事が忙しい自慢とか。 スケジュールが多忙自慢とか。 たくさん働くのは良いことだ、とか。 僕は正直「忙しい」が嫌いです。 そして忙しいことを美徳にするのもまた嫌いなことです。 そして忙しいことへ対する美徳感から、 暇 = 何もしてない ⇨悪い って方程式が成り立ってるように感じてます。 忙しさ自慢に対して、 暇自

          「暇」っていいじゃん、ていう話

          現場と人事は一回抱き合った方が良いと思うって話。

          完全に主観に基づくし、ケンカを売りたいわけでもないし、異論なんかめちゃくちゃあると思う前提で書きます。 現場は人事より偉い、のか?なぜ、人事ってカッチカチなんだろう? 今回noteを書こうと思った起点がそれです。 今回はいわゆるプロフィットセンターである現場とコストセンターとなるバックオフィス(特に人事)との関係性というか、その距離感てどうなんだろう?という常々思ってたコトについて書いてみようと思います。 私自身、前の会社は従業員10万人以上の会社でした。そして今の会社

          現場と人事は一回抱き合った方が良いと思うって話。

          悩むことではなく、悩み方が悪い?

          たまに悩みの相談を受けたりする。 悩みを話すときは聞いてもらえるだけでありがたいものだと思うから、最低限話すことでスッキリしてもらえればそれでいいと思う。 自分自身も今まで、色々悩むことがあった。 就職活動で残弾1社まで会社落ちまくったときや、okuruの運営での四苦八苦や、仕事でメタッメタになったとき、離婚する前の半年間など、それはそれは凹んだし辛い思いもした。 今日書きたいのは、 ①悩みのループに入らないようにするには? ②悩みのループから抜けるには? をつれづれ

          悩むことではなく、悩み方が悪い?

          人生ってつまるとこ麻雀みたいなもんで、て話。

          この記事は麻雀のルールをあまり知らない人には分からないだろうか。 ただ、人生のソレって麻雀に近いよなあと思った、という話。徒然なるままに書いていく。 大学時代、毎日通ってた雀荘のマスターが言っていた。 麻雀って結局90%は運で、10%が実力だと。 時はそこから10年、今にしてこれそのまんま人生だよな、と思う。 麻雀というゲームを超簡単に整理すると、 4人で1セットで、 最初に配られたランダムな手札があって、 基本的には毎ターンランダムに1つ札をもらって、他人より早く

          人生ってつまるとこ麻雀みたいなもんで、て話。

          コミュニティすいもあまいもの、その2

          いわゆるコミュニティをゼロから立ち上げて2年間運営して、そのすいもあまいもをお伝えする後編。 前記事はこちら↓ https://note.mu/yahagikenta/n/n3467c8ce7d36 前記事の要点は、ファシリーターから広がるフォロワーシップが重要で、それをちゃんと維持できれば資金繰りも問題なくいけるし、SNSの使い方も規定されてくよね、という話だった。 さて、後編。 今回は④環境と⑤集客について。 ④環境 こちらは、コミュニティの内の環境と、外の環境と

          コミュニティすいもあまいもの、その2

          精神論がダメだということの不毛さ。

          精神論はダメだ、という風潮があるが何がダメなのか、そもそもホントにダメなのか、じゃあどうするべきなのかがイマイチ答えがないような気がしたので、ドイツ帰りのバスの中書いてみようとおもう。 ‪精神論とまず言うが、いったん咀嚼して考えてみる。精神論とはつまるところ身体性を無視した行動を美徳とする文化であるということ、だと思う。 ‪長時間労働であったり、ネクタイ締めることを偉いと感じることだったり、部活の行き過ぎた体力づくりだったり。‬ ‪カラダはとっくにアラートを発信して

          精神論がダメだということの不毛さ。

          コミュニティのすいもあまいも

          今回の記事はコミュニティの運営について思うことを書いていこうと思う。 昨今、リアルな場づくりやネットの世界でもコミュニティ、果てにはコミュニティデザインという言葉もあるけれど、 実際作ってみて、続けるのって中々大変だなぁという話と、こういう部分を要点として抑えておけばうまくいくんじゃないかなぁ、という話を今回は書いてみる。 ちなみに矢萩が企画運営しているのは⤵︎のコミュニティ https://m.facebook.com/okuruTsunashima/ それについて

          コミュニティのすいもあまいも

          哲学対話とビジネスデザイン

          先日、社内でご縁あって哲学対話、というワークショップに参加した。 http://ardacoda.com 哲学対話。 パッと見、うさんくさく感じるかもしれない。 割と新しいものやスピリチュアルな話には一旦バリアー貼りがちな自分も、正直うさんくさいなぁ、と思った次第だ。 ただ、これがとても面白かった。 今回はそんな哲学対話の話から仕事であるビジネスデザインの話に接続して、書いてみる。 ちなみにこういう記事を書いてるときは、最初に結論があるわけではなく、いつも書きながら結

          哲学対話とビジネスデザイン