見出し画像

ストレートなコミュニケーションができる関係は心地いい

週末はQPさん(※マッチングサイトでみつけたパートナーね)とデート。
彼は大人になるまでベイ・シティに住んでいたというので、ベイ・シティまでドライブに行ってきました。

その昔、スコットランド出身のアイドルロックグループでベイ・シティ・ローラーズというバンドが大ブレイクした時代がありました。高校生のころコンサートに行ったことを覚えています。そのバンド名の由来となったのがベイ・シティです。(どーでもいい横道逸れです😅)

ベイ・シティはミシガン州東部に位置し、ヒューロン湖から続くサギノー川沿いにとても美しいRiver walk が整備されていて散歩にはもってこいです。

川沿いは長いリバーウォーク。夏にはこのあたり最大の花火もあがる

まるで若いカップルのデートみたいに手を繋いで歩く、歩く、歩く。ときにおしゃべりしながら、ときに無言で。いっしょに居るだけで安らぐのは、彼のパーソナリティによるところなのでしょう。

おしゃべりではありませんが、肯定することが上手く、共感力も高いので、コミュニケーションがとても楽です。決して自分を盛ることはなく、常に控えめなので人を不快にさせることはありません。とても素直で正直なところが大好きです。

出会ってから43年もいっしょだった夫よりも、コミュニケーションがスムーズと感じるのはなぜなのか不思議でなりません。日本人と米国人のちがいによるものなのか人柄なのか?

そこで考えてみました。

亡き夫とは仲良し夫婦でしたが、円滑な対話のために、話すタイミングを見計らったり、伝え方を工夫したりといった小細工をわたしは知らず知らずのうちにしていました。「阿吽の呼吸」で言葉がなくてもわかり過ぎていたことがかえってやっかいだったのかもしれません。

それに、昭和夫婦の典型でしたから、わたしの中では自然に昭和妻風に夫との関係を保っていたのも現実でした。

今さらですが、夫の昭和ぶりはけっこうなもの。

夕食時にわたしがお箸やお水をテーブルに出し忘れれば「箸」「水」と言ってわたしに取ってもらうまで座っていました。わたしが料理でバタバタしていても、座っていました。😆 

心の中では「ただ座っているぐらいなら自分で取れば!?」と言いたいところですが、「あらごめんね」と言ってわたしが準備するという夫婦でした。

「オイオイ、何時代やねん」と思いませんか?

「自分で取れよ!!おんどりゃー」

というよりも、「あらごめん」のほうがことがスムーズに行くことを悟っていた、それがわたしの“やり方”でした。わたしが両親から学んだ夫婦のカタチでもあったと思います。

米国で二十年も過ごしながらも、そんな時代錯誤ともいえる夫婦のスタイルだったのが、米国人のQPさんとは裏表なく思ったことを全てストレートに伝えられるので楽ちん過ぎて心地いい。

毎朝、夫にコーヒーを淹れることが日課だったのが、QPさんの場合は、彼が淹れてくれたコーヒーの香りで目覚め、キス💋付きでコーヒー☕がベッドまで運ばれてくるどころか、ブレックファーストもついてくるのだから昭和オンナは笑顔が止まりません。

わたしたちがたいせつにしている合言葉🐽❤️ってのがあります。

このところ、いっしょにワイン飲みながらロマンチック映画を見るのが週末イベントとなりつつあります。新しいワイングラスを買っておいたと出してきたのがこれ。

pig Love ワイングラス


「言わなくてもわかっているだろう」でいちいち、感謝の言葉を交わすこともなかったこれまでのわたしたちの夫婦像からすると、QPさんの発言や行動パターンとのギャップがあまりに大きくて痛快の域です。

わたしの人生、二度オイシイ

感情をストレートに伝えられる関係って心地いい〜!!🐽❤️ 


この記事が参加している募集

今こんな気分

🌺 共感、応援いただけるならとびあがって喜びます。 そして、その喜びと感謝を胸に次のどなたかに恩送りします。