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【2023.3.4.】ICFについて色々思うこと2「セラピストとしての限界とICF」

昨日のコラムの続きです。(昨日のコラムはどなたでも全文お読みいただけます)

正直に書くとね、自分の作業療法士としての能力には限界があるってことに気づいてるんですよね。

自分はゴッドハンドではない

誤解をされないためにもう少し詳しく書くとね。

作業療法士が作業療法として展開するリハビリテーションにはすごい可能性がある。だけど、私自身が個人の力で、その個人の力の中でも心身機能の部分にアプローチする能力とか治療技術とか実力には限界があると気づいてしまってるんですよね。

はっきり言うと作業療法士として何でもかんでも元に戻せるわけじゃないってことです。

作業療法士として、心身機能をなんでも改善できるわけじゃない。

元に戻すことがリハビリテーションじゃない。

改善しないときもあるし、元に戻せないこともある。

だからその先のリハビリテーションを展開するために、ICFは大切だと思うし、多職種連携や多事業所連携が大切だと考えているのです。

そのことに気づいたのは2016年頃かな。ずいぶん前ですよね。

そこから僕自身のリハビリテーションへの向き合い方はかなり変わったと思う。

だけどね、それは自分自身の成長をあきらめたという事ではないんです。

そんなことをもう少し書いてみる。

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視点の変化

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