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【hint.63】自分自身のメンタルマネジメント・メンテナンス

 おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。

毎朝、noteを書き始めて、60日経ちました

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 昨晩は、月に一度のペースで活動しているものの一つである「ハーベステラス」の活動日でした。

 今回は、急遽都合がつかなくなってしまって、参加できない方もおられたので、ケアラー(介護をする人・非専門職)さんがいなかったので、少し残念でしたが、ほのぼのと、しかし意欲的な時間を過ごすことができました。

 僕の職場の理学療法士の同僚も、興味を持ってくれたので、今回新しく参加をしてくれました。

 以前のnoteにも書いたけれど、「ハーベステラス」は、「アドラー心理学」の理論やスキルを「介護・訪問医療」の場面へと活かすためのコミュニティです。

 僕の同僚の理学療法士は、「アドラー心理学」についてはまったく勉強をしたことがない状態なのですが、おもしろそうだということで参加をしてくれることになりました。

「アドラー心理学」は、対人関係を取り扱う側面がとても大きいので、「対 患者」というところにはもちろん、「対 職員」、「対 家族」といった、日常生活全般へと活かすことのできる理論・知識やスキルの体系となっているので、その部分に興味を持ってもらえたようです。

 専門職は、「対 患者」というところでのコミュニケーションについては学ぶことも少なくないのですが、「対 患者」とのコミュニケーションを良好にする・保つために重要なのは、「対 職員」とのコミュニケーション、そして「対 家族」とのコミュニケーションが良好であるのか、が大きな要因となるんですね。

 でも、この点は結構ないがしろにされているように思うのです。

 いわゆる組織のマネジメントという視点だと思いますが、そういった点は全然強くない。

 僕は、組織のマネジメントという部分に対してもそうですが、その根底を支えることになる、ひとり一人のメンタルマネジメント・メンテナンスという部分に対しても、アドラー心理学の強みをとても感じています。

 僕のスタンスとしては、人生全般の大きな方針として、「ボディに据えることのできるアドラー心理学」といった感じでしょうか。

 他にもいろんな知識や知恵、誰かがポロっとこぼした一言など、そういったいろんな言葉や言葉以外の情報を、僕自身は大切にしているので、アドラー心理学だけを使うわけではないのですが、大きな矛盾のないものであれば、どんどん採用していくスタンスを取っています。

 医療分野で言えば、「NBM:ナラティブベイストメディスン」は好きですし、「認知行動療法」とか「マインドフルネス」とか、そういったものも感覚としては無理なく繋がっています(もともと提唱者同士が繋がっているものもあるんですけどね)。

 ゆっくりとしたペースでいいので、少しずつ、「自分自身のメンタルマネジメント・メンテナンス」を大切にしよう、という「介護」に関係する人々が増えることに繋がるコミュニティ活動に、「ハーベステラス」が育っていくといいなぁと思います。

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