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彼らはみな自分の家で:聖書をめぐる旅 7/28

7/28(木)
 終わりの日の預言で、神様が統治される世界のことが語られています。
その中でも、家庭に本来の祝福がもどってくることが、ミカ書4章の中の発見でした。

ミカ書3章 

9イスラエルの指導者たち、私の言うことを聞け。
あなたがたは正義を憎み、不正を愛している。
12そんなあなたがたのせいで、
エルサレムは畑のように耕され、廃墟となる。
神殿が立っている山の頂も藪で覆われる。


ミカ書4章

2彼らは互いに言う。
「さあ、主の山へ行き、
イスラエルの神の神殿を見よう。
神は、私たちがどうしたらよいか教えてくださる。
そうしたら、そのとおりにしよう。」
その日には、
主がエルサレムから全世界を支配する。
エルサレムから主の教えが発せられ、
主のことばが告げられる。
4彼らはみな自分の家で、豊かで落ち着いた生活を営む。
恐れるものが何もないからだ。
主ご自身がそう約束している。
5それゆえ、たとえ回りの国々が偶像を拝んでも、
私たちの神、主に従おう。
11今、多くの国があなたに敵対して集まり、
あなたの血を求め、
滅ぼそうとやっきになっている。
12だが、彼らは主の考えを知らず、
主の計画を理解してもいない。
主がご自分の民の敵を、
脱穀される麦束のように寄せ集める時がくる。
イスラエルに対して、彼らは全く無力となる。
13シオンの娘よ、立って麦を打て。
わたしが鉄の角と青銅のひづめを与える。
多くの国々を踏みつけ、粉々にせよ。
そして彼らの富を、全地の主の主に、
ささげ物としてささげるのだ。

 神様の言葉は、3章でイスラエルの指導者たちに正義を行うことを語っています。
この時代、アッシリアの勢力が強まり、中東の国々はその脅威に対して、生き残るために画策を迫られました。このおそれの中でも、
神様は、神様の統治理念によって国を治めることを求められます。神の統治理念とは、創世記18章18~19節にあるそうです。
「18 アブラハムは必ず大いなる強い国民となり、地のすべての国々は、彼によって祝福される。
19 わたしが彼を選び出したのは、彼がその子らと、彼の後の家族とに命じて【主】の道を守らせ、正義と公正とを行わせるため、【主】が、アブラハムについて約束したことを、彼の上に成就するためである。」」
神の統治理念からそれて、親アッシリア政策をすすめたために、イスラエルは自分たちの神の民というアイデンティティを失ってしまいました。

 ミカ書4章には、「その日」「終わりの日」が書かれています。
そして、エルサレムから神様が全世界を支配されることが語られています。
私が注目したのは、
「4彼らはみな自分の家で、豊かで落ち着いた生活を営む。
恐れるものが何もないからだ。」
です。
神様が統治されたときに、人間の基本的な集まりである家庭が
祝福されるのだなと思います。
今日、最も敵の攻撃の矢面に立たされているのが家庭です。
個人主義が重視され、神によって引き合わされた夫婦が、
主にあって一つの存在であるという奥義がないがしろにされています。主にあるという位置に立ち返って、なすべき役割をすすめたいと思います。
「18妻は夫に従いなさい。それは、主が人々のためにお定めになったことだからです。 19夫は妻を愛し、いたわりなさい。つらく当たったり、邪険な態度をとったりしてはいけません。 20子どもはどんな時でも両親に従いなさい。それは、主に喜ばれることだからです。 21父親は、子どもがいらだつほどしかってはなりません。」(コロサイ3:18-21)


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