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甘いお菓子と苦い芽キャベツ

ある本に『テクノロジーは良い面もあるけれど悪い面もある』ということを説明するのに『テクノロジーに甘いお菓子にも芽キャベツにもなり得る』といったふうに書かれていました。

甘いお菓子=いいこと、芽キャベツ=苦い=悪いこと、

というたとえだと思うのですが、現代では逆なんじゃないかなと思いました。

現代人にとっては甘いお菓子は美味しいけれど体に良くない食べ物で、芽キャベツはビタミンや植物繊維も豊富で健康に良い食べ物何じゃないでしょうか。こんなふうにあるものに対するイメージはその時代によって変わっていくのはおもしろいなあと思います。

納豆は世界では食べられない人が多いようですし、ドリアンは日本ではあまり人気がない気がします(私は食べたことがないんですが。)そう考えると時代だけでなく、地域によってもものに対するイメージは変わってきますね。

文章を読むとき、その時代や地域や文化といったバックグラウンドを知っておくのとおかないのでは理解の仕方にも違いがでてきそうです。

ふと思ったんですがAIの翻訳機能はこういうところも考慮されるのでしょうか。



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