見出し画像

ホエイプロテインでお腹がゆるくなる!そんなときの対処法を解説

筋トレ効果をアップさせるためには、良質なたんぱく質の摂取は欠かせません。

そのため、アミノ酸スコアが高いだけでなく、配合される必須アミノ酸のバランスがよく素早く消化吸収できる「ホエイプロテイン」を飲んでいる人は多いです。

しかし、

  • 「ホエイプロテインを飲むとお腹をこわしてしまう」

  • 「牛乳で割るとお腹が痛くなる」

  • 「ホエイプロテインの種類を変えたら下痢するようになった」

など上手に吸収できていないケースもあります。

そこで今回は、ホエイプロテインでお腹がゆるくなる際の対処法について解説していきます。

✅原因にあった対処が大切

お腹の調子が悪くなる原因は人それぞれです。

そのため、次のように原因によって対処法を変えるようにしましょう。

✅牛乳が体にあわない

「プロテインを牛乳で割ってお腹がゆるくなってしまう」…そんな場合は、牛乳が体にあわないことが大きな原因と考えられます。

対処法は、単純に牛乳ではなく水で割ることです。

水では味気ない、飲みにくいという場合は、豆乳にしてみるとよいでしょう。

とはいえ、フルーツ味のように最近では水でおいしく飲めるものも増えているため試してみてください。

また牛乳でお腹をこわす人は、次のホエイプロテインの種類にも注意しましょう。

✅ホエイの種類に注意

ホエイプロテインは大きく分けて2種類あります。

「WPI(アイソレートタイプ)」「WPC(コンセントレートタイプ)」です。

WPIは不純物が少ないタイプで、高品質・高価なものが多いです。

一方WPCは、WPIほどしっかり精製されておらず乳糖が入っているものが多いため、安価になる傾向があります。

今飲んでいるプロテインがWPCで、体にあわないと感じる人は、WPIを試してみてください。

また牛乳があわない人は、WPCでお腹をこわす可能性が高いため注意してください。

✅ホエイプロテインそのものがあわない

ホエイプロテインそのものが体にあわないケースもあります。

そのような人が「ホエイ」にこだわって飲み続けても、お腹の調子は悪いままです。

つまり、摂取したい成分が体に吸収されていないわけですね。

吸収効率は落ちますが、対処法として、他のプロテインやたんぱく質豊富な食材をとるようにしましょう。

ホエイ以外のプロテインには、牛乳から抽出したカゼインプロテインや大豆から作られたソイプロテインなどがあります。

また種類は少ないですが、卵から精製したエッグプロテインのほか、牛肉や鶏肉が入っているプロテインもあります。

たんぱく質が豊富な食材はいろいろありますが、プロテインのように糖質量を抑えたければ、

  • 鶏むね肉・鶏ささみ

  • 牛ヒレ肉

  • 羊肉

  • 魚類

  • 鶏卵

  • ヨーグルト

  • 納豆・豆腐

などから選ぶとよいでしょう。

食事でたんぱく質を補う場合、食間の時間を短くするとよいです。

✅対処法の実例を紹介

水で割る、種類を変える、食材を活用する以外に、プロテインがあわない状態を脱した実例を紹介します。

1.自作プロテインクッキー

3種類ほどのホエイプロテインを試して体にあわなかった人ですが、自作のプロテインクッキーでお腹の調子が崩れなくなったケースがあります。

ホエイプロテイン(WPI)とおからパウダー、ココナッツオイルの3種類だけで手軽に作れるレシピです。

摂取方法ですが、主に食間に食べるようにしています。

2.プロテインバーに変更

プロテインパウダーからプロテインバーに代えることでお腹をこわさなくなった人もいます。

単価を考えると割高になりますが、成分の吸収率を考えると雲泥の差です。

✅自分にあった摂取方法を見つけましょう

筋肉量を増やす目的でもダイエット目的でも、ホエイプロテインはボディメイクを大いにサポートしてくれる便利なアイテムです。

しかし、

お腹がゆるくなる=成分が十分に吸収されていない

と考えると、ホエイプロテインでお腹をこわすのは避けたいところ。

そのため、自分にあった摂取方法を見つけることは大切です。

もし今飲んでいるホエイプロテインがあわないと感じる場合は、どんなプロテインや摂取方法が自分にあっているのか、確かめる作業を楽しみながら見つけてみてください。

【関連記事】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?