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ダイエットは激しいエクササイズが効果的?運動強度よりも大切な1つのポイント

ダイエットに成功するためには、食事管理はもちろん運動を取り入れると効果的です。

その運動について、どの程度の強度で行ったらよいか迷っている人も少なくないでしょう。

そこでここでは、ダイエット時の運動強度に関する研究結果と大切なポイントについて解説していきます。

✅高強度も中強度もダイエット効果が期待できる

下のリンクは、継続的なダイエット(体脂肪の減少)に効果的な運動強度について研究したものです。

参照元:Is high-intensity exercise better than moderate-intensity exercise for weight loss?(PubMed)

肥満の人が痩せるためには、運動プログラムの強度は高いほうがいいのか、それとも中程度のほうがいいのか比較したものです。

ダイエット目的の運動については、これまでも様々な研究や議論がされてきています。

その中で「高強度の有酸素運動が優れている!」と謳っている研究者も少なくありません。

しかし、運動強度が高いほうが痩せるという決定的なエビデンスはないのです。

そのため上記リンクの研究では、高強度の運動も中程度も運動も、両方とも体脂肪を減らすのに役立つことが実証されていること。

そして、強度に関することは個別化すべきだと報告しています。

つまり、個人個人に最適な運動強度を設定することが重要ということです。

✅ダイエットはメンタルを土台に考える

本記事のテーマ「運動強度よりも大切な1つのポイント」…それは、メンタルになります。

私がダイエットの指導する際はメンタルから入ります。

理由は、人間はメンタルで行動する動物だからです。

精神状態があらゆる行動の土台になるわけですね。

しかし、今回の研究で危惧しているように運動強度から入ってしまうと、メンタルが土台にも関わらず、本人が嫌がるような強度の高い有酸素運動を提案してしまうことになりかねません。

結果的に「運動が続かない=ダイエットに挫折する」流れになってしまいます。

そのため運動に関しては、「ストレスがたまらないこと」「続けられること」を前提に、実践する種目を考えることが大切です。

もしダイエット中にどんな運動をしたらよいか迷っている人は、エクササイズの激しさではなくメンタルから考えてみることをおすすめします。

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