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アウトプットを高めるために、知識と見識を仕分ける。
アドテック東京2019人気ランキングで1位をいただけました。2018年はランキング圏外。少しへこんだ私なりに、人に伝わるとはどういうことなのか考え、日々の生活で意識したことをまとめます。
カンファレンスにはバックグラウンドが違う人がたくさん集まります。専門的すぎると身内ノリに見えちゃうし、普遍的な話だけだとつまらない。2018年の反省は聞く人の立場に立てなかった点です。まず始めたのは「知識と見識
今すぐ家族親戚にダウンロードさせて
これは過去に私が、実際に会議でした発言。私は焦っていた。アプリの新規ダウンロードが足りず、目標が未達だった。危機感をチームに伝える必要があると思った。未達ならこんな会議やめて、今すぐ家族親戚にダウンロードさせてと。もう少しマイルドな言い方だったかもしれないけど、本気でその方がまだマシだと思った。
目標は自分を鼓舞する装置だ。日々の進捗で達成率が可視化される。未達の日、達成の日、数字を追いながら過
成長産業で消えない消さない
就職活動をしている時に「成長産業に身を置くべき」とアドバイスされたのを覚えている。成長産業は市場が伸びるので若手にチャンスが多い。会社自体が伸びるので自分も成長しないと置いてかれる危機感をもてる。だから経験が積めるし実力が付く。そんなことを聞いた記憶がある。そしてサイバーエージェントに新卒入社した。2013年スマホ爆伸び市場だ。
入社して待っていたもの。目まぐるしく現れる「何が分からないのか分か
クーポンは何なんだ。少なくともディスカウント機能だけで語って欲しくない理由。
「クーポンでグロースしましたね」「クーポンを扱うアプリが増えてきましたね」社内外でよく言われる。その度になんだかなぁと思う。悪意はないと思うのですが「うまくやりましたね」「よく見つけましたね」みたいなニュアンスで言われることが多くて。クーポンは何なんだ。
そもそもブランド主の視点に立つとクーポンって単価を下げて集客するツールで、無いなら無い方が良いと私は思ってます。ブランドを統括するチームの方は
「顧客起点マーケティング」に寄り添った私の2年間。
出版される前の原稿も含めて、何度も読み返してしまいました。尊敬する上司の本なので早急にレビューを書きたかったのですが、読むたびに胃が痛くなってきて。特に、4章(スマートニュースの事例)は当時のことを鮮明に思い出してしまう。
絶対に成功してやろうと、アドレナリンは常に出てるのに、まるで電源が落ちたかのように定期的に倒れる。ドクターストップで止められる。知らない言葉が飛び交う。100m走と聞いていた
CPIに逃げる人、認知に逃げる人
MTGをしているとこんな話をよく聞きます。「CPIが改善傾向です」「CPIが低いメニューなのでお勧めです」「認知目的なので別指標です」「認知が上がったので達成です」一見すると正しいように感じますが、逃げているような違和感を覚える瞬間があります。
CPIに逃げる人デジタルマーケティングでよく使われるCPIという概念があります。Cost Per Installの略称で1ユーザー獲得単価を意味します。