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個性とは

AIの発達で、芸術、文芸にも力が及ぶ時代になった。
創作の意味もかわってくる。

画力がないので、写真を撮ってトレースしたり、背景としてコラージュ?をして、キャラクターを入れて、自分の描きたい世界を描くという手もあると思っていたけれど、全てAIが描いてくれるところまで技術は進歩している。

それでもコマンドを出すのは人間で、その内容によって絵や文章など内容が異なってくる。それが創作者の個性となるのだろう。もっと進化したらAI自体が考え創造するようになって、創作者の存在意義が危ぶまれることになるかもしれない。

これは、一周回ってアナログが一番簡単に個性を示せるものになってきているのでは?

自分の才能がその他大勢の中のひとりだとしても、その一人ひとりは皆違う人格で、全く同じ個性はない。だから、自分らしさそのものが、上手でも下手でも個性になる。
めちゃくちゃ下手な手書きのらくがきが一番個性的で、確実にオリジナリティを示すものになるかも。

そう考えると、つたないイラストを描き続けている私にも、続けていればいつか何かチャンスが訪れるかもしれない。
そう思えば、継続しているだけで何にもなってないかも・・・と思ったときに、1つ意味を加えられる。希望がもてる。

個性とは、その人そのものが気づかなくても持っているものだと思う。

下手な絵でも文章でも、それは唯一無二の個性だ。
アナログへの希望が見えてきた。

<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>
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<© 2023 犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>
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