こんにちは、矢御あやせです。

最近何してたかというと、恋愛についてはさっぱりで、異性との交流もやっぱりさっぱりでした。

でも、自虐はやめています。

お陰で比較的心穏やかですが、ちょっと生活の変化があって絶賛バタバタ中です。

自分で言うのもアレですが、結構頑張ってると思います。

 noteの更新は減ってしまったので、傍目からは「どうした矢御！」と思ってるかもしれませんが、私は今、人生を頑張ってます。

そんな中で今回のテーマは「良い子でいることからの解放」。

言いなりである、コントロールされる人間であることについて書きました。

どうしても「良い子」でいたかった

私はどうしても良い人でいたかったんです。

それは、そのままの自分でいたら嫌われてしまうと思っていたから。

小学生の頃からそれを漠然と感じていました。

当時の私は、そこにいるだけで「菌だ」とか「人権はない」とか言われて虐げられていました。

多分、何かしら余計なことを言ったり、不潔だったり、すぐに泣いたりしたからだと思います。

場にハマれない子でした。

ですが、そこから、私は自分に取り得がないと思うようになります。

実は、小学校の頃、それなりに勉強ができたのですが、順位づけもない小学生のテストでは私も親も知ることができまさんでした。

うちは両親とも高卒のため、「成績が悪くて当たり前の子」だと思われていたのです。

それに気づけなかった上、致命的に運動ができず、「何をやってもダメで私には取り柄が無い」とひどく自虐的になるようになりました。

小学生の頃は、のび太くんみたいな何をやってもダメな子に共感を得る日々でした。

周りには、基本的に気持ち悪いもの扱いだったし。特に男子から。（そりゃ男が苦手になるわ……。）

そこでどうなったかというと、私はなぜかひねくれず、「私の取り得は優しくなることしかできないかも」と思うようになります。

だから、「良い人になろう」と思いました。

良い人になれず「自己中」に

「私は身勝手だから、なるべく自分の主張を抑えて相手に合わせよう」と自分を戒めました。

冷静に考えれば、それができる人ってめちゃくちゃな忍耐を持ってるか他人に興味がないかのどちらかなんです。

そのどちらかでなくとも、できるのであれば、それは限られた立派な人です。普通にたくさん自分を褒めてください。

あなたが「聞くこと」によって救われる人は沢山います！！　私とか。

……なので、私にはできませんでした。

結局できずに自分の話ばかりしてしまって、自分勝手に振舞ってしまって、自分を責める毎日でした。

「自己中」と言われるのがすごく怖かったのを記憶しています。

自己中が私の正体だと思っていて、それをずっとずっと隠しながら、身と心を粉にして人に尽くそうとして、それでもうまくいかなくて失敗ばかりでした。

結局、私は「自己中」で「責任感のない人」と他人に評価されるようになりました。

でも、それはそうなのです。

自分を別の何かの型にはめようとしていたのだから、怪我もするしうまく体を動かせる訳がありません。

私は長らく、無理やり自分を周りの作った型にはめようとしていたせいで、随分と消耗してしまいました。

「正解」ができない自分を責めた

そんな私が私に下した評価が「お前は最低」。

私はずっと、そんな気持ちと自尊心の間で揺れ、不安定な日々を送っていたように思えます。

ずっとです。

多分、中学２年生ぐらいから、この気づきを形にした今日まで、いえ、明日もきっと完全には消しきれずに、消える未来までずっとこうです。

「漠然と私は悪い気がするけど、何が悪いかわからないから誰かに指摘されるのを待とう」と思っていました。

口癖はもちろん「頑張ります！」です。

誰かの指示を待ち、時に必死に一生懸命に動きながら、間違っている自分を正してくれる存在をずっとずっとずっと待っていました。

なので、友達にルーズリーフ一杯に短所を書かれたこともあるし、クラスの人のほぼ全員に短所を挙げてもらったこともあります。

私は別に鋼メンタルではないので、人目もはばからずに帰り道で泣きました。

恋愛に関しても、ある日、王子様が現れて私の間違った場所を取り除いてくれると思っていました。

こうして、私は自分を間違ってると思うあまり、「言いなりになること」「言いなりのいい子になること」しか頭になくなってしまいました。

つまり、ひっじょーーーに生きづらい人生を歩むことになってしまったのです。

どうしてうまくできないんだろう。

何で求められてる人になれないんだろう。

どうして、どうして。おかしいなぁ。

私が変だから？　

人間じゃないってバレちゃったのかなぁ？

そう思って落ち込む毎日でした。

期待されると、その期待に依存し、期待を裏切られたと言われてひどく傷つく日々でした。

私は私にしかなれない。それでいい

でも、それは違う。

最近の私はちゃんと「違うんだ」と思うようになってきました。

多分、これもnoteで書き続けて様々な発見に触れたお陰です。

noteで沢山の人の意見を見てきたというのも大きいかもです。

この「違うんだ」っていつ気づいたんだかわからないのですが、多分少しずつゆっくり気づいていったんだと思います。

私がなろうとしていたのは「誰かにとって都合の良い人間」だと。

私が必死で自分をはめ込もうとしていた型は、骨を軋ませ、痛みに声を上げながらなろうとしていたものは、決して自分を幸せににするためではなかったんだと。

今、私の口癖は「頑張れないよ……」です。一見ヤバいですが、それでいいんです。

以前Twitterのフォロワーさんからリプライで頂いたご指摘なのですが、私は無理やり誰かになろうとしていました。

そんなの、最初から無理だというのに、人の挙げた私の悪い所を直そうと、でも直し方がわからないからと、自分を攻撃することしかできなかったのです。

最近、「私の人生だから人に迷惑をかけすぎない程度の自己中でいいんだ」と思うようになりました。

例えば友達に愚痴を言ったり、今日は食べ放題の気分じゃないんだ、と言ったり。

正直に言うこと、弱さを見せることぐらいの迷惑なら、許してくれるんじゃないかと思うようになったのです。

ストレス解消に他人に当たってしまうとかは良くないですが、ちゃんと悩みの形がつかめたなら、話したっていいのかも、と思っています。

Twitterとかでストレス爆発させるのはギリギリまで貯めてしまった証拠なので、ちょっと要注意です。

私はひどく甘え下手です。強がっているとかではなく、つい「何にも考えてないバカボンのパパのフリ」みたいな感じになってしまいます。

自己中だとバレたくなくて、敢えて自己中のフリをすることもあります。

そういう自分とうまく付き合うのは難しいですが、ストレスでパンパンだった自分に、自分を顧みる余裕が生まれたこと、少し嬉しく思っています。

この調子で恋愛に踏み込めたらいいんですけど……。

恋愛がしたい。でも、人と出会うにはどうしたらいいんだろう。

最近はそういう疑問の日々です。

趣味で繋がるよりも、人との出会いの場で繋がりたいと思うばかりなのですが、そこは妥協できないんです。

だって、私は私の人生を歩んでいるから。

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